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闘技場でセックスバトル!
官能リレー小説 - その他

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闘技場でセックスバトル! 15

奴隷の少年は少し体を引いたまま、洗うのを続ける。
ロドリゴの隣にはジュアンがぴったりとくっついている。
ロドリゴは俺に更に近寄って続ける。
「ベテラン相手にあの駆け引きは中々出来ない、俺達より凄い闘士になりそうだ」
 主人の興奮した様子に、身体を洗っている中型犬のような少女は大変そうだった。
普段から主人の後ろを必死に着いて行ってるのを見かけたが、試合の後でいつも以上に落ち着きの無い中、ロドリゴの背中に絡みつき全身で洗い清め奉仕していた。
「かもしれねぇな……だが最後は負けちまった。何とか抵抗はしたが、あの女にとっちゃ不意をつかれた位だろうぜ」
 背中を褐色の太い腕で叩かれてぐらつくが、何とかこらえてロドリゴに言葉を返した。
褒められるなら認めてしまうが、自分自身で遊ばれていたことに気づいているので、完全には喜びきれない。
 共に先輩の男たちに遊ばれて仲間意識が強くなったのか、大柄な女奴隷に抱かれながらジュアンはロドリゴに身を寄せている。
練習中や普段は奴隷の主人として良く振舞ってるジュアンだが、根は寂しがり屋なのかふとした瞬間に目を向けると、奴隷の腕の中で丸くなって休んでいたりする。
 彼らと仲良く慣れたのには悪い気はしないが、やっぱり腕の中が寂しい。
姉御の方に視線を向けると、それに気づいた彼女が少し回復したサクヤをよこしてくれた。
背中を褐色の少年奴隷に任せながら、腕の中のサクヤの身体を弄びながら泡立てていった。
「そう言うがなぁ……俺たちなんか女の先輩に簡単にイかされた挙句、男の先輩にも遊ばれてたんだぞ。なぁ?」
「ぁあっ、んっ……ひゃんっ、んあぁぁ」
「うん。いつもみたいに抜け出して、逆に押さえ込もうと思ったのにね……まさか身動きを完全に封じられるなんて。はぁっ」
「ふぁあぁん、あんっ! んぁ、あぁっ……ひゃぁああぁんぅ」
俺は気付きを言う。
「そういえば二人はなんで男の先輩があの訓練をしたと思う?やたらと二人の体を合わせようとしているのに気づかなかった?」
二人はわからないようだった。
「見たところ二人には得意な戦法があるように見える、それを組み合わせてみたかったのではないか?」
ロドリゴの力任せさとジュアンの技術、その二つがお互いには足りていない。お互いから補う形でそれらを補充させようとしていたのではないかと俺は思っていた。
「戦いながらもそこまで見ていたのか…」
ロドリゴは驚いた様子だ。
「二人で戦ってみるか?」
俺はロドリゴとジュアンに提案をする。
「おお、いいねえ」
ロドリゴは乗り気だったが、ジュアンは迷っている感じだ。仲のいいロドリゴと直接戦うことに対して気が進まないらしい。
「このまま直接あの球体みたいな部屋にいくか?あそこならそこそこ広いし何より環境が整っている」

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