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闘技場でセックスバトル!
官能リレー小説 - その他

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闘技場でセックスバトル! 12

サクヤはどうしていいか迷っている感じだ。
普通の戦いであれば助太刀に来るのだが、今はデビュー戦。新人サイドが積極的に動くわけにはいかないのだ。

このまま乱されていては負ける…。俺はまず意識を別の事に向けて、冷静になろうと考える。
全く別の事に意識を向けるというのは戦いに集中しないので自殺行為である。先程も攻撃を受けてしまった。
しかし、このままでは女闘士に精神状態を乱されてしまう…。
俺は反射的に腰を引きながら二人が連れ込まれていった泡の中を覗く。
ロドリゴとジュアンは丸い小屋の中で二人の全裸の女闘士を追いかけて捕まえる訓練をしているらしい。それぞれが二人を倒した女闘士に似ていた。
しかし女の様子はおかしい。
異様な素早さで半透明でぶれているように見える。どうも部屋の中に立体的な映像を投影する仕組みになっているらしい。
半透明の泡のような構造をしているのはその仕組みのためだろう。
触ることすら出来ない女を必死で追う二人。先程の敗北を挽回するために必死だ。
次第にその二つの映像はバラバラに追っていた二人を合流させるような動きを始める。
視線を誘導し自らに意識を集中させるように走ると、互いの腕を絡め左右に方向を変える。
それに気づかなかった新人二人は、ぶつかり合い地面を転がった。
流石にすぐには起き上がれなかったため、同じように連れてこられた自分たちの奴隷に看護されている。
土汚れや汗を濡らした布で拭かれ、口移しで水を飲ましてもらってるようだ。
二人の体力が復活すれば、また幼い体躯と頑強な体躯を持つ闘士の幻影が現れるだろう。
ロドリゴとジュアンは意図的にぶつけられたように見えた。外部から幻影を操作しているグラディエーターがやったのは明らかだった。
二人はすぐに立ち上がったがまたしても幻影に翻弄されてしまっている。もはや幻影は動きが人間離れしている。
中の二人は幻影のありえない動きに混乱し、二人まとめて部屋の中央へと追い詰められていく…。

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