PiPi's World 投稿小説

セックスの街
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 4
 6
の最後へ

セックスの街 6

駅に着くと靖子さんに呼び止められた。
「今日1日、私に付き合ってくれない?」
「え?でも学校が・・」
「学校の方には私が連絡しておくわ。」
つぐみたちと別れて靖子さんについていくと病院の空き部屋だった。
「痴漢ばかりじゃあきるでしょ。ここでやりましょう。」
 そういいながら靖子さんは靴と靴下を脱いで、ビキニのトップとボトムを投げ捨てるように剥ぎ取っていった。
 「ここ、男はオジサンばっかりなの…若いチ○チ○、ほしかったんだあ」

 すっかり裸になった靖子さんは僕ににじり寄り、短パンとパンツを下した。
 「準備できてるじゃなぁい」
 靖子さんはその準備できた場所を、まずは口の中深く呑み込んでいった。
「靖子さんはそのオジサンたちとセックスしてるんですか?」
「気になるの?」
「少し・・」
「おっぱいやお尻は触らせてあげてるけどそれ以上のことはさせてないわ。」
「なんで?」
「オジサン連中よりもきみのような若い子が好きだからよ。」
僕はなぜかオジサンに襲われる靖子さんを想像してしまった。
…あれ?
別にこの世界だと襲われる方が、普通なのに僕はなんでそれに疑問を感じているのだろう。
それにいくら靖子さんの趣味とは言え男に求められたら女は逆らわない筈なのに…
いやいや、そもそも僕はなんでこの世界がこんなにもエッチに開放的な世界だと認識しているんだ。
とりあえず体位を変え、対面座位にすると僕は靖子さんと繋がる。
 繋がりながらも、僕はさっき思った謎を説明する、バカバカしいから記憶から封印していた話を思い出さなくてはならなかった。
 この世界、昔は結婚しないとセックスできない暗い時代だった。それで、子供の数がどんどん少なくなって、危機感を抱いた政府は時間をかけてだんだんとセックスを自由化してきた。その結果、今の明るく活気に満ちた世界がある。
 「もしも、その政策転換がなかったら」という話はよく語られる。僕はあんまりそんな話には興味なかったのだが、あるとき夢で、何かに「その政策転換が無かったパラレルワールドがある。そこに向かって語りかけてくれ」というミッションを与えられた。
 夢だから無視しても良かったのだが、なぜかやらざるを得ず「この世界では」なんていう説明を頭の中でつけている。最近では、そういう別世界の妄想が頭を侵食してきて"襲われた"とか変な想像にもなってしまってきているのだ。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す