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セックスの街
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セックスの街 3

 僕は、つぐみのママもきっといつもトップレスなのだろう、と妄想していた。

「うん、ママに相談してみる。ママがOKだったら、よろしくお願いします…じゃあ、お近づきの印に、キス」
 つぐみは目を閉じた。僕も、唇を近づけると、スマホが振動した。
 僕は、キスを済ませてからスマホを見た。

“この女性はあなたと二親等以内です。この女性と性行為をするなら避妊をおすすめします”

「二親等以内、って、きょうだい?!」

 大きな声を出してしまった。誰とでもセックスできるこの世界では、意図しない近親相姦によって遺伝的によくない子供が生まれるのを防ぐために、スマホに仕込まれた個人IDを使ってこういう注意が出るようになっている。
 僕にきょうだいがいるかどうか考えたことはなかった。いても引っ越ししなくてはならないので、こういう風に会うのは、めったにないことなのだ。

 つぐみもスマホを見ていた。
「ねえ、けんじ君、何月生まれ?」
「10月」
「私、11月。じゃあ、おにい…ちゃん?」

 僕はいままで味わったことのないようなゾクゾクを感じた。 
 妹、と、セックスするかもしれない…
「つぐみちゃん、そのお兄ちゃん、すごい甘えん坊さんだから頑張ってね。」
涼香がからかうように言った。
「ふーん。そうなんだ。お兄ちゃんに甘えられるのも悪くないかも。」
「ま、まだ本当の兄妹って決まったわけじゃないよ。スマホの調子が悪いのかもしれないし。」
その放課後、
「ママもケンジ君の家に居候するって!」
「じゃあ、英莉と雅人も誘ってお泊り会でもするか」
「ケンジは、ほんとに英莉ちゃんの事好きだねー」
僕は2人を誘うと着替えを持って家に来るそうだ。
僕たちは近くのスーパーで晩ご飯やお菓子や飲み物をたくさん買ってから家に帰った。

 「ただいま」
 ママは仕事でいない。ほかに住んでいる人は今はいないので、当然返事は返ってこない。
 ママ…
 今まで、ママのことはママとしか考えたことが無かった。でも、妹かもしれないつぐみと避妊した上でならセックスするかもしれない、となると、ママとも、避妊すれば、セックスできる可能性がある…

 普段の日だったら僕はここまでに一回か二回は学校でセックスしていた。しかし、たとえば昼休みは涼香や英梨と一緒につぐみにいろいろ質問していた、など普段と違うことがいろいろあってセックスどころではなかった。
 当のつぐみとセックスしようにも、避妊なんていままでやったことないからいきなりできない。
 だから、僕のチ○チ○は昼以降ずっとフル勃起状態なのだ。ママのことをそういう風に考えたのはそのせいもあるだろう。


 「こんにちは、ケンジ君」
 まず英梨が来た。
 「英梨、待ってたよ!セックスしよう」
 僕はそう言って短パンとパンツを一緒に脱ぎながら玄関に向かい。扉を開けた。
 「いいけどさ、これからつぐみさんとお母様を迎えるんでしょう。来てみたらセックスしててケンジ君すぐに対応してくれませんでした、でいいの?」

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