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すべては欲望のままに
官能リレー小説 - その他

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すべては欲望のままに 4


-春休みだ。
外は天気が良くて、暖かい。
もうすぐ桜も咲き始めるのだろう。とはいえお花見に行くような相手もやる気も近くにはありそうにない。

大学入学までのリフレッシュ期間をどう過ごすか。
まあ毎日半日程度とか、そのくらいの時間勉強に費やしてきたのでまずはゆっくりのんびり、多少だらしなく過ごしても今だけは母さんだって文句は言わない。

「竜真は私の想像を超える結果を出したのよ」

なんて言ってくれて、合格が決まった日の晩飯は支度をほったらかして結局2人の妹連れて寿司屋に連れて行ってくれたくらいだしね。


……ピンポーン

「ん?」
誰だ。
真昼間に。母さんは……しまった、外出だ。
妹2人は学校だし、俺が出るしかないか。


「はいはい」
ドアを開ける。
その先にはありえないような光景…

「……!!」
開けてびっくり、目の前にはなんと綺麗な金髪、碧い瞳の美人が立っていたのだ。
もちろん俺にそんな知り合いなんていません。

「え、えーと…」
英語はテストはよかったけど実際に会話となると自信なんてない。
それ以前にこの人がどこのお国の方なのかもわからない。英語圏の人じゃないかもしれない。

「ハロー…」
それでも出るのはこの言葉。


「うふふふ、大丈夫ですよー、私日本語喋れます!」
うおい!それなら最初からそう言ってくれよ!

「アナスタシア・ストラヴィンスキーです。ロシアから来ました」
ご家族でお隣に越してきたらしい。それにしても長ったらしい名前だね。

「本当にロシア人ですか?だったら、ウォッカ飲めます?」
「カニェーシナ、チョット待っていてくだサイ」
なぜ笑顔なのか知らないけど、服の上からでも分かる豊満なバストを見てたのがバレずに済んだ。
「うおっ、マジキツイ」
酔わせるつもりが逆にフラフラだ。まさかストレートとは。彼女も飲んだしグラスが小さいので油断した。
「ダイジョーブですか?」
「ダメだ、死にそうだ」
「キューキューシャ呼ぶと、おカネいりますよ」
「少し休めばなんとかなる。布団に寝かせてくれ」
日本の119が無料なのを知らないらしく、彼女が背が高いのをいい事に布団が敷いてある場所に連れて行ってもらうことにした。
「体が寒い、温めてくれないか?」
「寒がりなイポニェーツデスネ」
彼女はフィジカル面でも優れているようで、簡単に俺を布団に入れてくれた。
「こんな時、日本では女性が同じ布団に入って介抱するんだ」
「シカタないデスネ」
ズキズキする頭でデタラメを言うと、なんと彼女がのってきた。なぜか下着姿だけど、これもお国柄だろうか。

純白のブラとショーツ、それに包まれたボディははち切れそうで股間はもちろん全身が熱暴走したかのように熱くなる。
「フフ、ココは元気になってきましたねぇ」
「ある意味、当たり前だろ」
ちょっと身体的に回復してきた。自分でも想像以上にアルコールに強いとわかってしまった。

「お名前教えてクダサイ」
「竜真。アナスタシア、ほど長くはないだろ」
「リューマさんですね…私のことはアーニャでイイデスよ」

「アーニャ、優しいな」
「リューマ、これって夜這いみたいデスネ」
「まだ明るい時間だけどな」
「細かいコト、気にしてはイケマセン。このままメイクラブしてイーデスカ?ダーと言ってくれないと犯罪にナリマス」
なんとかロシア語でイエスのことだと知っていたが、答えるか答えないかのうちにキスされた。
JKを襲った自分が、こうして海外勢に翻弄されつつある。しかし、これまでのお相手よりずっと体格も良くてバストも特大だし、どんな進め方をするのか知りたい自分もいる。

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