病院に閉じ込められて 15
「それじゃあお父さんも出たりするんですか?…」
すすむの視線が僕のソコに向けられる;…
「あっ;…そ、それゃあ今はこんなだけど、ちゃんと勃てば射精もするさ…」
そう願わずにはいられない;…
こんなガキのモンみたいに小さくなっちゃて、実のところはちゃんと勃つかも心配だ;…
「わあ、私も、見てみたいなあ」
斜め前からはゆきからも興味津々の視線が注がれる。
「ゆき、お前、どういうときに射精するのか知ってるのかよ」
「習ったよ」
「すすむ、ゆき、食事しなさい!」
優子ちゃんが、やや低い声で、母親らしくぴしゃりと言ってその場は助かった。
食事はおいしかった。おそらく調味料とかも僕たちの記憶の中から適切なものが用意されたのだろう。
僕は優子ちゃんに「おいしい」という言葉を惜しまなかった。
子供たちも、生まれて初めての人の作った食事、そして両親と囲んだ食卓にたいそう満足したようだった。
そして、食事が終わったらさっきの話が再開される。
「やっぱり、お父さんのペニスが硬くなるのは、お母さんのヴァギナを見たときなの?」
うっ;…
その露骨な物言いに、思わず返す言葉を失ってしまう;…
「それゃあそうだよ、男は女のヴァギナに挿れたくて仕方ないないんだからね…」
僕の代わりにすすむが答える…
まあ間違ってはいないけど…女のソコばかりに反応する訳でも無いんだけど;…
「へぇ〜そういうもんなんだぁ…私、お父さんのその可愛いぺニスが大きくなるとこ、見てみたいなぁ〜」
“可愛い”なんて言われると、男としてはちょっと傷付くよな;…
「なんだよゆき…ゆきはお父さんが寝ている間、散々お父さんのぺニスを弄り回していたじゃないかよ…」
ぅえ?…寝ている隙にそんなことされていたのよ?…
「でもお父さんの…どんなに弄っても大きくなんかはならなかったんだもの…」
それを聞いてちょっとは安心はする…
娘に弄られて勃起するなんてことは、勘弁して欲しいからな;…
それでも、勃起しなかった事実は改めて僕に襲い掛かるのだった。
勃って安心したい、しかし、この状況でどんな風に妄想しよう??子どもたちに見られている。その事実も僕を苦しめるのだった。
僕は、少し時間を稼ぐことにした。
「すすむは、どんな時に、勃つんだい?」