男の夢をかなえるアプリ 34
「や、やめてっ!」
聡美は嫌がる様子を見せるが、オナニーする指の動きは止まらない。
でも顔は隠そうとしている。
「辞めて欲しい?それとも顔を写されたくないだけ?」
「だってぇ…」
写真撮られたことで、余計興奮しているみたいだ。太腿から顔から、さっきより赤くなっている。
割れ目はどんどん蜜を流し、オナニーする指の動きも止まらない。
陰毛は蜜で張り付いて、割れ目と一緒にてらてらと光ってる。
僕はそれも写真に撮った。
「ああん、恥ずかしぃ…ア、アン…」
「でも、その割にはやめようとしないね」
「だって、指が止まらないのぉ」
やれとは言ってるけど、神経接続インターフェイスじゃあるまいし、無理やり彼女の指を動かしてなんかいない。
羞恥の気持ち以上に、今の快感を求める欲望が強いのだろう。
俺の方も、ズボンの下のモノが、いまにも聡美に飛びかかるように指示している。でも、今は、自分の快楽ではない。聡美に恥ずかしい想いを増やすのが、目的なんだ!
「では、聡美、止まらないところで、そのまま、ベランダに出ろ」
「ええっ、恥ずかしいぃ…」
ここは部室棟2階だ。そのベランダに出たら、近くを通った生徒か先生に見られるかもしれない。
建物の配置の関係で、運動場や校舎を見渡せる位置には無いし、学校外から撮影しようとしたら、かなりの望遠レンズのついたカメラでもないとわからないだろう。
だからこそこんな恥ずかしいことも命じられる。
「聡美……」
「うう、わかったわよ」
羞恥を懸命に抑えながら、ハイソックスだけという姿で聡美がゆっくりとベランダに出る。
俺も一緒に、ベランダに出た。
外の風に触れてか、この姿で出たからか、多分両方だろう。聡美は一瞬ぶるっと震えた。
人気は、幸いというかまったく感じられなかった。それでも外。人が通りかかる可能性もゼロではない。
聡美は、手は動かし続けながら口は固く閉ざし、声を出すのを抑えていた。