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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 61

 目の前で胸を揺らして上下に腰を振る瑞穂。卓也はますます興奮していく。
 「瑞穂、すげえ、締まって来たぜ!」
 「あん、あぁん、違う、拓哉のが、大きくなってる、すごいぃ…いいぃ!」
 「きっと、両方だな!」
 卓也は腹筋で一気に自らの上半身を持ち上げて瑞穂の唇をいっとき捕らえてまた元に戻ったりした。

瑞穂の激しいピストン運動により、卓也の一物には大変な刺激が伝わっていた。
「ううう…で、出るうぅぅぅぅぅ……」
卓也はそう叫ぶと、横になったまま瑞穂の背中に両腕を伸ばし、胸に押し当てる様に抱き寄せた。そして、すかさず射精した。
「ああぁああ……」
瑞穂は下腹のほうに熱いものが流入してくるのを感じ、絶叫を上げた。そして、2人とも絶頂に達したのであった。

共に息を荒げる2人。瑞穂が自身の膣から卓也の一物を離すと、大量の白濁液が流れ出て来た。それは卓也の精液と瑞穂の愛液が混じり合ったものだった。
それからすぐ、卓也は再び眠りに就いた。瑞穂も卓也の身体に覆い被さる様にして眠りに就いた。

2人がそれから目を覚ましたのは午前7時近くだった。気がついた時、2人は全裸で重なり合う様に眠っていた。
「おはよう、卓也」
「おはよう、瑞穂」
2人はベッドから起き上がると、一緒にシャワーを浴びる為、バスルームに向かった。

 二人は同時に同じシャワーを浴び、お互いの液を素手でこすりあった。その間に湯舟にもお湯を張って、卓也と瑞穂は向かい合って、脚を絡めるようにして、入った。
 瑞穂は身を乗り出して、卓也にキスしようとしたが、なぜか、卓也は下を向いて応じなかった。
 「卓也、どうしたの?」
 卓也は顔を上げ、決意したように顔を上げて瑞穂を見つめた。
 「瑞穂、カミングアウトしなきゃならないことがある……俺、今回が、はじめてじゃなかった」
 「えっ?」
 「これ、絶対秘密にして」
 「うん」
 「ホワイトスパーク卒業のとき、事務所の偉い女性…名前を出すのは勘弁して…に、童貞を、捧げた」
 「そうなんだ…」
 「そのとき、その、挿れて、すぐイってしまって、失敗した、って思った。もちろん、その偉い人にもう一回、今度はうまくいきます、なんてとはとっても言えなかった。情けない、ってずっと思っていた…」

卓也の告白に呆然となる瑞穂。少しの間沈黙した後、口を開いた。
「その偉い人とそんな事するのって、卓也だけじゃないんでしょう?」
「うん。ホワイトスパークのメンバーはみんな、卒業の時、その人とそんな体験をするんだ」
「そうなの!」
瑞穂は浮かない表情で卓也の話を聞く。
その“偉い女性”が誰なのか、瑞穂には察しがついた。ホワイトスパークのメンバーは皆、卒業の際にその女性に童貞を捧げる運命にあり、それを表沙汰にすることはタブーなのだと悟った。

湯舟の中で向かい合いながら湯に浸かる卓也と瑞穂だったが、瑞穂が立ち上がると、それに釣られて卓也も立ち上がった。すると、瑞穂は透かさず卓也を思いっきり抱き締めた。
「私、何も聞かなかった。…聞かなかったことにする。…だから、卓也も今話したことは忘れて…」
「ああ、わかったよ」
卓也も瑞穂を抱き返した。2人はそのまま抱き合いながらキスを交わした。
「卓也の本当の初めての女は私だからね。その事をしっかり頭に叩き込んでおきなさい」
「ああ!」
2人は互いに笑顔で見つめ合う。

バスルームを出た卓也と瑞穂は下着だけを身に付け、キッチンへ向かった。そして、下着姿のまま2人で一緒に食事の仕度をした。
この日5月5日は瑞穂の誕生日である。午後には卓也の両親と麗美の両親もやって来て、一緒にバースデーパーティーを開くことになっている。
「麗美さん、光平さんと一緒に旅行なんだってね」
「うん!麗美ちゃん、とても嬉しそうだったわ」

ダイニングにて、共に下着姿で向かい合って食事をする卓也と瑞穂。卓也は、真っ白なブラジャーに包まれた瑞穂のGカップの胸に目を奪われる。
「ねえ卓也」
「はい!」
瑞穂の胸に気を取られていた卓也はハッと我に返った。
「おじさんやおばさんが来るの、3時頃よね」
「ああ。夜になったらパーティーだ」
「それまで、2人で一緒に楽しく過ごそうよ」
「そうだな!」

この後、卓也と瑞穂はマンションの敷地内にあるテニスコートでテニスをやることにしていた。その後、午後は近くにあるレジャー施設の屋内プールを利用することにしていた。
2人は朝食を終えて後片付けを済ませるとテニスウエアを着た。

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