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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 1

11月に入ると、段々と寒さが感じられるようになってきた。そして、タイツを履く女子生徒の姿が目立つようになった。
寒い中、超短いスカートのままでは下半身が冷えてしまう。だが、スカートが長いと野暮ったくてカッコ悪い。そこで女子たちはタイツを履くことにしたのである。
タイツを履いていれば寒さから下半身を守れるし、御洒落にもなる。タイツはミニスカートとうまくマッチしており、スカートが短ければ短いほどタイツが一層引き立ち、見映えがよかった。

昨年は学園のアイドルの麗美の影響で、学園内の女子の間で白いタイツが流行ったが、今回は白の他、黒、赤、青、黄色、紫、グレーなど、様々なカラーのタイツが目に着いた。

麗美や雪乃は相変わらず白いタイツだったが、やはりこの2人には白が一番似合うと、周囲の者たちは思った。テニス部女子の半数近くが麗美にならい、また、真美をはじめ新体操部女子のほとんどが雪乃にならい、白いタイツを履いた。
優奈は大人の雰囲気を出そうと黒いタイツを履いた。また、紗綾香をはじめ、水泳部の女子のほとんどは競泳水着と同じ色である青いタイツを履いた。
女子の中には、タイツの色を毎日変えて登校する者もいた。
女子たちとしては、防寒と御洒落を兼ねて履いたタイツだったが、超短いスカートの為にパンティーが丸見えになるのを防ぐ効果もあった。

遥は赤いタイツを履き、泉は、白がいいと修が言ったので、白いタイツを履いていた。
「遥、貴女…赤いタイツ履いてるじゃない」
「うん!この色だと暖かな感じがしていいからね。…泉は白のままなのね」
「うん!…どの色のタイツにしたらいいかって、修くんに聞いたら、白にして欲しいって言われて…」

遥や泉など、生徒会役員の女子たちも皆、ちゃんとタイツを履いていた。そのおかげで、駿は以前ほど目のやり場に困ることは失くなっていた。

12月に入ると寒さは厳しさを増し、タイツはますます女子たちに重宝されることとなった。予報によると、年明け2月一杯まで厳しい寒さが続くとのことだった。
寒さがきつい日など、色の違うタイツを二重に履いて登校し、校内では外側のタイツを脱ぎ、内側の違う色のタイツになる、そんな女子の姿も見られた。
こうして、冬服期間における女子のミニスカタイツスタイルは白光学園のシンボルとなっていくのである。

期末テストも終わり、冬休みを翌日に控えたその日、美術部1年生の麻生広夢が遥たちの教室を訪ねて来た。
「長瀬先輩に片野先輩、僕の絵のモデルになってくれませんか」
広夢は、泉と修にそう頼んだ。
「実は僕、“アダムとイブ”を描きたいんです」
有名天才画家の息子である広夢は、父親のように、プロの画家を志していた。
そして彼は、スタイルのいい美男美女のカップルをモデルに“アダムとイブ”を描きたいと思った。
しかし、それはモデルの男女が共にヌードになるものだ。
広夢は最初、学園のベストカップルである麗美と光平にモデルを頼んだが、光平以外に自分の裸は見せたくないと言って、麗美は断った。
次に、雪乃と和也に頼んだところ、和也は乗り気だったが、雪乃はその気にならなかった。否、その気になれなかった。
それで、泉と修のところに頼みに来たわけだ。

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