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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 45

大介が照合したところ、ダウンロードした亮子の裸写真のうちの1つがSNSの画像とピッタリ重なった。
「やっぱりコラージュ画像か!」
大介は画面を見ながら言った。
「つまり、合成写真ね!」
「うん!」
「一体誰が…何の為に…こんな物を作ってSNSに流したのかしら?」
大介の前で疑問を口にする遥。
「さあね。どういうつもりだろう?」
「こういうコラージュっていうのを作るのに、どういった知識とか設備がいるの?」
遥は大介に尋ねた。

 「普通のPCと、簡単な画像処理ソフトでできる…自分では見たことないけど、スマホでもできるって聞いたことある」
 「そんな簡単にできるんだ…てかこんなの絶対名誉毀損とかじゃん…」
 大介は少し考えて言った。
 「多分そうはならない。ここで上半身裸っていうのはおかしいことじゃないから」
 遥は、自らも関わった去年のことを思い出していた。
 以前は、スカートの下からパンティを盗撮したら迷惑防止条例違反とかになったのが「もともと見えているものだから」と違反にならなくなっていったことを。

「ところで…明日、体育の授業があるよな」
「ええ!」
「遥の…新しい体育着姿を撮りたいんだけど…いいだろ?」
「いいけど。盗撮とか、ネットに流出なんかしないでね」
今年度から新しく採用となった女子用体育着、セパレートタイプの白いレオタードは既に学校中の評判で、ネットでも取り上げられていた。これはプリティーホワイトの一環として採用されたものだが、男子達の間から、プリティーホワイトというよりセクシーホワイトといった感じだという声が上がっていた。
新学期が明けてまだ間もなかったが、新しい体育着姿の女子が盗撮される被害が相次いでおり、生徒会でも問題になっていた。
「わかってる。その辺は心得ているよ」
「大介のことだから、大丈夫だと信じてるけど」
大介はこれまで、主に女子を対象に、校内で多くの写真を撮っていたが、決して盗撮することなく、予め相手側の許可を得た上での撮影を心掛けていた。

 翌日、大介は女子更衣室の前で遥が出てくるのを待った。体育の時間には大介は別の場所にいるので撮影できない。すると、タイミングは体育が始まる前か終わった後、しかも大介も授業に出られる距離で、と思うと撮る場所の選択肢は女子更衣室付近しかなかった。
隣の男子更衣室で急ぎ体育着に着替えを済ませた大介はデジカメを手にしていた。
やがて女子更衣室の扉が開き、体育着に着替えた遥が真っ先に出て来た。大介の為、急いで着替えを済ませたのである。
「よし!遥、すぐに撮影だ」
大介は遥の腕を掴み、すぐ近くの体育館の出入口前まで引っ張って行った。

「遥、右手を頭の後ろにやって」
「うん!」
(パシャ)
「次、身体を前にかがめて」
大介は次々とポーズを指示しては、正面、前方斜め、後方斜めなどといった具合に遥の姿を写していった。そのセパレートの白いレオタードは、Hカップの豊満なバスト、くびれたウエスト、露わになった縦長のヘソ、ムチムチの尻など、遥の魅力的な部位を際立たせていた。
「いいぜ遥。可愛さ余って色っぽさ百倍ってとこか!」
「バカ!恥ずかしいじゃないの」
顔を赤らめる遥。撮影を終えた2人を体育着に着替えたクラスメイト達が注目していた。

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