PiPi's World 投稿小説

(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 28
 30
の最後へ

(続)格好が・・・ 30

洸は紗綾香の膣に肉棒を突き刺しながら、腰を前後にピストン運動をした。
「はあぁぁぁあああああん……」
その刺激に紗綾香は喘ぎ悶え、嬌声を上げた。そして、洸は射精した。
「あぁああああ……」
絶頂を感じ、悲鳴を上げる紗綾香。洸が膣から肉棒を抜くと、愛液と精液の混じった大量の白濁液に混じって、紗綾香の破瓜の鮮血が流れ出た。
「はあ…はあ……」
ベッド上に横になりながら息を荒げる紗綾香。身体中の力が抜けたような感じだった。だが、紗綾香は内心満足だった。
(遂にやったわ♪)

一方、喫茶トキメキでは。
「森崎先輩…私と修より前に、麻生くんから『アダムとイブ』のモデルを頼まれたって聞いてますけど…どうして断ったんですか?」
雪乃に尋ねる泉。
「特に好きでもない男子と一緒に裸になる気になれなかったのよ」
泉の問いに雪乃は答えた。

 「西村先輩のこと、好きじゃ、なかったんですね」
 「うん。カッコイイし、押しに負けて付き合ったけど…理由はないけど、なんとなく好きにはなれなかった。早めに別れてよかった、って思ってる」
 雪乃と和也が、今は別れていることは、この場の全員が何となくは知っていた。

雪乃は、学園祭の演劇で共演したのがきっかけで和也と付き合ってはみたが、どうしても恋愛感情は沸かなかった。広夢から『アダムとイブ』のモデルを頼まれた時、和也は乗り気だったが、雪乃は和也と裸で向き合う気になれなかった。それ以降、和也とは疎遠になった。

「失礼ですけど、麻生くんについてはどうなんですか?」
遥は、雪乃が広夢と真美の前で全裸になった一件を紗綾香から聞いたことを話した。
「この絵を描いてもらったら、広夢くんのことが好きでたまらなくなったの。でも、真美は大事な後輩。広夢くんを掠め取る真似はしたくなくて。それで、あんな形で真美に勝負を挑んでみたの」
雪乃は、壁に飾られた『白き天使』を見つめながらしみじみと話した。

 「そして、負けた。だから、もう広夢くんに近づくようなことはしない」
 「忘れるんですか?」
 遥は聞いた。
 「自分の意思では、忘れられないと思う…でも、心にしまっておく」
 雪乃は遠くを見ながらそう答えた。


 その晩、真美は精いっぱいのおしゃれをして、不安な気持ちで指定されたフランス料理店に向かっていた。
 広夢から、広夢の両親や妹とフランス料理店で食事をするから来ないか、と招待されていたのだ。

「そのままでいいよ」と広夢は言ったが、広夢の両親からの招待、しかも高級な店とあって、真美としてはしっかりとした装いをしておきたかった。そこで一旦自宅へ戻り、急いで着替えを済ませ、再び家を出た。そして、フランス料理店の前で再び広夢と合流したのだった。

店内に入ると、真美は広夢たち一家と同じテーブルに着いた。真美と広夢が隣り合って座り、向かい側に、広夢の父の十夢、母の英里子、妹の夢美が座った。

「初めまして。私、広夢くんとお付き合いさせてもらっています、桜井真美です」
真美は向かいの席の3人に向かって挨拶を述べた。
「可愛い子だね!君のことは広夢から聞いていますよ」
十夢が真美を見つめながら言うと、英里子も言う。
「本当ね!広夢が選んだ子だけあって、とても素敵な子だわ」
広夢の両親に気に入ってもらえた様で、真美は嬉しくなり、満面の笑みを浮かべる。
「今日は御招待いただき、本当にありがとうございます」

その後、食事をしながら話が弾んだ。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す