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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 26

50mまではどうにか紗綾香に食らいついていた真美だったが、50mを過ぎてからは段々と差が広がっていった。そして、このレースは紗綾香の勝ちとなった。
2人がプールから上がると、真美の傍に広夢が、紗綾香の傍に洸が、それぞれ駆け寄った。
「去年の夏、雪乃先輩が紗綾香と互角に泳いだって聞いてたから、私もと思って挑戦したんだけど…」
真美はそう言いながらも、満面の笑みを見せていた。
「やっぱり水泳部のエースにはかないっこないか!」
真美がさっぱりとした表情で言えば、紗綾香も笑顔で言う。
「真美だって素晴らしい泳ぎだったよ!」
2人とも精一杯全力で泳ぎ抜いたことに満足していた。

大介「あとは遥と泉ちゃんだな」
修「そうだな!…泉、遥、2人で一緒に泳げよ」
大介や修に促され、遥と泉は一緒に泳ぐことにした。ただし、2人とも長い距離を泳ぐのは苦手なので、泳ぐ距離は25mとした。
そして、他の6人は巨乳コンビの泳ぎに注目する。

 その前の他の競泳に比べると遥と泉の戦いはいかにも迫力のないものだったが、それなりにお互い全力を出して遥が半身くらいの差で勝った。
「遥、速いね」
「あんまり変わらないよ…ああ、疲れちゃった、少し休もう」
 遥は他の7人に向けてそう言い、休憩になった。

遥と泉は隣り合って座った。
「この胸のせいかな?みんなみたいに速く泳げないわね」
遥は両手で自分の乳房に手を当てながらつぶやく。
「私、小学生の時はもっとスイスイ泳げたのにな…」
泉も自分の胸を見つめながらぼやく。

真美と紗綾香も隣り合って座りながら話していた。
「ねえ。真美の胸って何カップなの?」
紗綾香は真美の胸を見つめながら尋ねた。
「Cカップよ」
「そう」
真美の胸は際立って大きいものではないが、紗綾香より膨よかなのは明らかだった。
「せめて真美ぐらいになりたいな」
紗綾香は自分の胸に手を当てながら言った。

一方、男子たちは。
「紗綾香ちゃんとはまだなんだろう。高杉もさっさと済ませちまえよ」
大介は声高に洸に告げた。ここに来ている4組のカップルのうち、初体験を済ませてないのは洸と紗綾香だけだったからだ。
「そうだぜ。思い切ってやっちまえよ」
修も洸を励ますつもりで言った。

 「でも、いざ、そうしようと思ったとき、どう誘っていいのか、よくわからなくて」

 「あの…」
 広夢が一歩歩み出て、他の男子三人に少し近づくように身振りで示した。
 「真美から言われたのですが…このプールのあとに高杉君と紗綾香さんを二人きりにしよう、って話があるのです」
 広夢は小声でそう言い、先輩二人に
 「協力していただけますか?」と告げて同意を取り付け、洸には「二人きりになったら、大丈夫そう?」と尋ねた。
「ああ。紗綾香がその気になってくれさえすりゃあ…」
洸も早く初体験したいが、この後、紗綾香が誘いに乗ってくれるか不安だった。
「真美が言ってたけど、紗綾香さんは既にその気だよ」
洸に告げる広夢。傍で2人の話を聞いていた修が言う。
「そうだよな!さっき、麻生と真美ちゃんのことを話したのは、紗綾香ちゃん自身、高杉と早くしたいと望んでるんだぜ」

一方、真美は、
「広夢と相談したんですけど、ここのプールを出たら、紗綾香と高杉くんを2人きりにしてあげようと思うんです」
そう言って遥と泉に協力を求め、2人とも喜んでオーケーした。

「ねえ紗綾香。ここを出た後で高杉くんに誘われたらオーケーする?」
「うん。でも、そううまくいくかしら?」
真美と話してる紗綾香の前に洸が駆け寄って来た。
「紗綾香、ここを出たら俺の家に来ないか?…俺んとこ、両親の帰りが遅いし…」
洸は紗綾香に誘いの言葉を告げた。
「うん!是非行くよ」

この後、みんなは軽く泳いだ後、スポーツセンターを出た。

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