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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 24

 真美は勢いで全裸になった後、急に恥ずかしさが込み上げてきて、下を向き眼をつぶり両手を結んでガクガクと震えた。そして、もしも、広夢が自分を選んでくれなかったらどうしよう、と心臓が早鐘のように鳴った。広夢が話し出すまでの僅かな間が何分にも感じられた。

 「雪乃先輩、お気持ち、ほんとに、ほんとに、ありがとうございます。『白き天使』描かせていただいてほんとに光栄です。これからも、もし良ければ、モデルになっていただきたいです…決して、利用するとかではなく、僕は、尊敬する方だからこそ、描きたいのです…でも、でも…」
 広夢は真美に歩み寄り、固く握られた両手を取った。

「さあ真美、目を開けて。…僕のこと、よく見て」
広夢は真美の手を握りながら優しい口調で言った。
「うん!」
真美は、広夢が自分を選んでくれたと悟ってホッとした。そして、顔を上げ、パッと目を開けた。
「広夢くん!」
目を開けた途端、真美は驚いた。目の前にいる広夢は真美や雪乃と同様、全裸になっていた。

「広夢くん…どうして?…」
真美はドキドキしながらも、目をそらすことなく広夢の裸身を見つめる。
「真美、僕の為に裸になってくれたんだろう。…だから恥ずかしがらないで…僕も一緒に裸だからさ」
そう言うと、広夢は真美を抱き締めた。
「広夢!」
真美も広夢を抱き返した。この時、真美は初めて広夢を呼び捨てで呼んだ。
「んん…んんん…」
熱いキスを交わす2人。この時、真美の目からは涙が溢れ出ていた。

雪乃は全裸の姿のまま、2人の様子を静かに見つめていた。
「私の負けね」
その声に気づき、真美と広夢は雪乃の方へ顔を向けた。
「すみません。雪乃先輩の気持ちにお応えできなくて」
雪乃に詫びる広夢。
「どうして謝るの?」
雪乃はさっぱりとした表情をしていた。

 「いえ、ただ、申し訳ない、と」
 「申し訳なくなんてないよ。広夢くんが、誠実に、気持ちを示した結果なんだから…じゃあ、あとは、二人で、ごゆっくり」
 雪乃は自らの服を持って部屋から立ち去った。
 裸の真美と広夢は、改めてお互いを見合わせた。

「真美…君のバージン…僕にくれるね?」
「ええ、私のほうこそお願いします」
既に広夢のペニスはフルに勃起していた。それは中肉中背の広夢の体格の割にはかなりの物である。真美はそれを目にするや、顔を赤らめ、不安と期待とで胸がドキドキとなった。

部屋の片隅には寝具のマットが敷かれていた。それは雪乃が予め用意しておいた物だった。
真美はそのマットの上に仰向けに寝て、広夢は真美に覆い被さる格好になった。
「真美、とっても奇麗だよ」
そう言うと、広夢は真美のCカップの胸を柔らかに揉む。
「はあん……」
真美は甘い吐息を漏らす。

「ねえ、真美の生まれたままの姿を描きたいんだけど、いいかな?」
「それって、私のヌードを描くってこと?」
「うん!」
広夢は真美を愛撫しながら、ヌードを描くには、描く方も描かれる方も大変な覚悟がいると話し、真美にその覚悟が持てるかを尋ねた。
「是非、広夢の手で生まれたままの私を描いて」
真美はきっぱりと広夢に答えた。
「ありがとう!」

広夢は自身のペニスを真美の膣口に挿入した。
「あぁぁぁぁぁぁ……」
破瓜の痛みに襲われ、真美は悲鳴を上げた。広夢はその真美の身体を押さえつけた。
広夢がペニスを脱くと、真美の股の割れ目からは白濁の液に混じって破瓜の鮮血が流れ出て来た。

この事は2人にとってお互い初体験だった。翌日、真美は親友の紗綾香にこの時の出来事を話した。

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