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催眠調教師
官能リレー小説 - その他

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催眠調教師 3

「おしおきは気持ちいい?」
デブのきもい男の声はちゃんと聞こえるのに
あたしは真っ暗な闇の中で、
お湯につかっているような感じで、
どこに手をのばしてもつかみどころがなくて、
不安になりました。
デブ男の声がしないときは不安でたまらなくて、
泣きそうになってしまいます。
「あ、あぁっ、んあっ!」
どれくらいたったのかわからないけど、
見えないけどあたしに抱きついているデブ男の体の感触とぬくもり、そして、あたしの中にに指だと思うけど入れられて弄られて、あたしはすぐに気持ちよさに声をあげてしまいました。
あたしにデブ男がキスをして、唇を重ねて、舌を入れてきて、
ポテトチップの味がするのにほっとして、からませてきた舌にすがりつくみたいな気持ちで自分の舌をからませます。
「んふっ、ん、んんっ……」
あたしは自分の声を聞きながら、ぶるっと体中に走りぬけた快感に溺れてしまいます。
「あ……」
「はぁ、はぁ、はぁ、また中に出してあげたよ」
あたしは部屋の床の上で、仰向けになっていて、デブ男が上からかぶさるみたいに抱きついて、とんでもないことを言ったのを聞いて、呆然としていました。
ぬるっとしたデブ男の精液が中から出てきて、何がどうなってるかわからないけれど、犯されたのを実感しました。
今までつきあった男性たちとはまったくちがう快感と、理解を越えているセックス。
あと、デブ男に逆らえば何をされるかわからない恐怖を感じていました。
「そんなにこわがらなくてもいいよ。でも、暴れたりしたら、もうえっちしてあげないからね」
あたしは、ただうなずいて、涙目になっていました。
あたしの部屋の中にデブ男の精液の匂いがあふれています。

「どうしたの?」
「ちょっと風邪でもひいたのかなぁ」
「えー、風邪薬飲んでおいたほうがいいよ」
「もっと飲んだらなおるかも」
親友の綾と仕事が終わってから居酒屋で飲んでいて、あたしは綾を罠にはめようとしていました。
スマホで綾と一緒に旅行先で撮った画像をデブ男が見つけて、興味を持ったらしく、連れてきてよと命令されたからです。
綾は他の県に住んでいて、明日はあたしとディズニー・シーに行くので部屋に泊まりにくることになっています。
ごめんね、と心が痛いはずなのに、綾に笑顔で話しているあたしは、デブ男がなにかをあたしに良心をごまかすようにしくんだんじゃないかと思いました。
あたしはトイレでデブ男からのLiNEを確認して、これから帰ると連絡しました。
綾はあたしとはちがって、ロングヘアーで色白で体つきもほっそりとした美人です。 
「え、誰ですか?」
「あ、どうも、綾ちゃん、はじめまして」
デブ男が綾に近づくと、綾がとまどってあたしの顔を見てかたまってました。
「むふ、ふふっ、綾ちゃんは人形みたいにきれいだね」
デブ男の発言に綾があきらかに不快な表情を浮かべています。

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