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格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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格好が・・・ 4

しかもなぜか、それと同時にキャミと見せブラと見せパンを着ると遅れてるということになり、女子高生は誰も着なくなった。
それに白い下着が流行って、白以外の下着は着てはいけない雰囲気になってしまった。
違う色の下着はみんな着ないので(置いても在庫として残るため)、売らなくなった。
こんな恥ずかしい格好をしていても、羞恥心が衰えず逆に増すばかりだった。
この間の吹奏楽部は、彼女たちが意識してやってわけではなく、気がついたらパンティ丸見えで演奏していた。
だからあるクラスの男子全員が昼休みに体育館で、サッカーのリフティングを制服でやっていたら、そのクラスの女子もリフティングせざるを得なくなって、パンティ丸見えどころかもろ見えになりながらやっていた
だから彼女たちは、休み時間以外でも、どうしても座ると足が開いてしまう。


 そのため、本人達の気持ちとは裏腹に“若い女子は、下着を見せるのがカワイイ”という流行は、進んでゆく。

 「ねえ、これ、どう思う?」
 翌週、遥は泉に、紙の雑誌を見せた。
 「どう、って、これ下着じゃん」

 その雑誌で紹介されている「最新ファッション」の一つは、上下分かれ、一昔前ならブラとパンティではないか、と思うような姿の女子が、街中を歩いている写真だった。

 「こんなの、ほんとに流行ってるのかな…」
 「ねえ、今度、渋谷とか行って、見てこない?」
 
だが、渋谷に行っても、その雑誌で紹介された最新ファッションの女子がいなかった。
当たり前である、その最初ファッションは実は全く流行っていなくて、下着会社が最新ファッションとして、二年ぐらい前に、ネットや店頭で売り出したが、全く売れなかったので、雑誌に最新ファッションとして紹介した。
 泉と遥は、その辺りの事情を、入った数字三文字のファッションビル内のショップで、彼女らから数年だけ年上の店員からこっそり聞いた。

 「はあ、そうなんですかぁ…やっぱり…」
 「じゃあ、ガチでイマドキファッションってどんな感じなんですか?」

 その店員は腕を組む動作をした。
 「君たち、そのなんちゃって制服で結構イマドキだけど…プラスするとすると…」

 店員は2人に、丈の短いブラウスを示した。
 「これで、へそチラとか、カワイイですよ」

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