格好が・・・ 28
「ああ、レミィ、突っ込んでやる!レミィは俺のものた。だれにも、もう体を。見せたりするものか!」
光平の前回は、よく見えない状態で手探りのようだったが今回は違った。明確に指差されたその場所へ、そのペニスはまっすぐに向かっていった。そして、充分に開いて湿ったそれが目指す場所へ、一気に突き刺さっていった。
「あああぁぁ!」
「痛いか?」
「そうじゃないの!うれしいぃ!ああぁ!」
光平はそこで満足して帰っていった。
麗美はその後、冷静になって透け透けのビキニにすり替えた犯人は誰か考えていた。
遥も同じことを考えていたが、誰がやったか証拠をつかめずにいた。
そして夏休みが終わったら女子のスカートが、膝上15〜20センチになっていた。
夏休みの間に膝下のスカートだと暑いので、膝上が流行り出したのだ。
「はあぁ。また短くなったねえ」
「そうねぇ。校則ギリギリのレベルだね…去年はどんなだったっけ…へイ!卒アル委員!」
泉と話していた遥は近くにいた卒アル委員を呼んだ。
「ふぇ?」
「去年の夏の画像ってすぐ出る?その、これの」
遥は自らのスカートのすそに触れながらそう言った。
「……はい。こんな感じ」
卒アル委員はしばらくカメラを操作して、去年(クラス替えはなかった)の泉と遥が写った画像を示した。
「そうだよね。去年はこのくらいだった」
「なんか、このペースで短くなったら、数年たったらスカートなくなっちゃうんじゃ、って感じ」
「あり得ない!ハハハ!」
遥の言葉に泉は笑った。卒アル委員もくすっ、と笑った。
放課後、遥は生徒会本部室でその話をした。
「よし!その日に備えてスカートを着けなくてもいいように校則を改正しよう!」
生徒会長としての任期が間もなく終わる優奈が身を乗り出して言った。
「ええっ、まさか、そんな人はいないと思うのですが…」
「数年後のイマドキなんて分かんないよぉ。スカートなしで、カワイイ見せパンとかでるかも知れない!ようし、私のレガシー追加だ!」
遥は、こっそり「レガシー」の意味をスマホで調べた。「遺産」それも負の遺産的な意味が多い中「長期にわたりポジティブな影響を残す事」というのがこれに一番近そうだった。
それでも、それはやめた方がいいのでは、と遥は思った。
「女子の夏用制服として、スカートの代わりに、ホットパンツとか短パンを履くというのはどうでしょうか?」
男子役員の高石駿がそんな提案をした。
「それはいいわね。それなら見た目もカワイイし、パンティー丸見えになることもないわ!」
1人の女子役員がそう言って賛成する。
「それだったら、女子の夏用制服を白いノースリーブシャツに白いホットパンツにするのはどうかしら?」
優奈がそんなことを言い出した。
優奈としては、これを、白タイツ、白の水着に続く第3の“プリティーホワイト”にしようと思った。
「シャツについては、個人の好みに応じて丈の長さを選べるようにしてはどうでしょうか?シャツの丈を短くして…ヘソ出しスタイルになるのもいいですし…」
そんな意見を言う者もいた。