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格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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格好が・・・ 29

だが、優奈が言ったことが女子の制服と採用されなくて、白いノースリーブのTシャツと白いホットパンツとして体操服の方に採用された。
この学校の多数の女子生徒が制服を変えることに反対だったために、生徒会の提案だけで終わってしまった。
この学校では、衣替えになる前、9月の終わり近くに学園祭が行われる。
遥たちのクラスでは、学園祭で何をやるかについて話し合われた。そのとき、こんな提案が出された。
学校指定の白い水着(女子はセパレーツ、男子はビキニパンツ)のスタイルでもって喫茶店をやろうというものだった。
これは、渋谷のカフェバー『ホワイトパラダイス』の影響もあった。

男性客に対しては女子が、女性客には男子が、それぞれ接客するというもので、かなり受けるだろうという意見だった。
それに、猛暑に喘ぐ中、接客する側もされる側も気分が涼しくなるだろうという考えだった。

恥ずかしいと言って反対する者も多かったが、男女共約6割の賛成で可決された。
店名は『ピュア・ホワイト』となった。

遥は早速、クラスで決まったその出し物について、生徒会長の優奈に報告した。
「面白そうね。是非遊びに行くから」
そう言って、優奈は遥のクラスの企画を認可した。

「ありがとうございます!是非遊びにいらしてください」
遥はそう優奈に言った。

「ところで、優奈先輩のクラスは何をやるんですか?」
優奈が麗美や光平と同じクラスなこともあって、どんなものをやるのか、遥は気になった。

 「演劇やることになったよ」
 「演劇ですか!先輩何の役なんですか?」
  優奈は心なしか寂しそうに応えた。
 「私は裏方。まあ、生徒会本部としての仕事も残ってるしね。うちのクラス目立つ人多いからキャストは多い。それでも、忙しい人でも目立ちたくない人でも、その人なりに参加できる、ってことで、演劇になった、っていうのはあるし」
優奈のクラスの演劇は女子が小学生の格好をするものだった。
このクラスの学級委員長、神崎大介がロリ系が好みなのでこうなった。
女子はこんな格好は嫌と、反対する人ばかりだと神崎は思ったが、意外にも女子は全員賛成した。
女子の演劇の衣装は小学生が着るようなものなので、ピチピチだった

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