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格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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格好が・・・ 25

雪乃『光平くんの見ている前で麗美を負かしてやるから』
麗美『コーくんの前で無様な姿は見せられないわ』

「よぉーい…スタート」
光平の合図で3人が一斉に飛び込んだ。
雪乃と麗美はものすごい勢いで泳ぎ、紗綾香は2人に引き離される。
激しい競り合いの結果、雪乃がトップでゴールし、僅かに遅れて麗美がゴールした。2人に少し遅れて紗綾香がゴールした。
ゴールした3人の傍に、遥や新体操部員たち、そして、光平が駆け寄る。

「さすが…私たちの憧れの先輩です!」
「雪乃お姉様…素敵!」
新体操部の後輩たちが雪乃に拍手喝采を送った。
「私、水泳部の面目まる潰れです」
紗綾香はガックリとうなだれる。

「キャアァァァぁ」
突然に大きな悲鳴がした。
みんなが振り向くと、麗美が両手で胸を覆い隠していた。
麗美のビキニブラが透けていて、胸丸出しと同じような状態になっている。

「あはははは…」
新体操部の女子たちが麗美を笑う。
麗美は恥ずかしさで顔が真っ赤になった。


「コーくん…うわあぁぁぁぁん」
麗美は、声を上げて泣き出した。

麗美のビキニブラは何者かによって、透けるビキニブラにすり替えられていた。
すぐには透けずに、数分で透けるようになっていた。

遥は誰の仕業が考えていた。

そして、次の日
この日も学校に入ると、外より暑かった。
女子は恥ずかしいが、暑さは勝てずに、足を広げてパンティ丸見えにして風を送っていた。
「あんた達が麗美先輩の水着に細工したんでしょう?」
「何よ!変な言いがかりつけないでよ」
テニス部の女子と新体操部の女子が言い争っている。

麗美のビキニブラが透けた騒ぎは、この日、学校中の話題になっていた。
テニス部員達は新体操部の仕業と思って非難し、それに対し、新体操部は否定した。
テニス部女子部員達と新体操部員達との間は険悪なムードになっていた。

補習授業を終え、遥はひと泳ぎしようとプールへ行った。
プールには優奈や泉も来ていた。
遥は、昨日プールで起きた事を2人に話した。

「そのことなんだけど…」
優奈が話をする。
「昨日、テニス部の部室に柔道部の女子がこっそり出入りしてるのを見かけたという人がいるのよ」
柔道部といえば、光平が所属する部である。光平は同じ柔道部の女子達の憧れの的だ。

「ひょっとして、柔道部の女子の誰かが麗美先輩に嫉妬して、そんなことしたのかな?」
泉がそう言う。

 「少し書いて整理してみようか」
 優奈は泉と遥をプールの女子更衣室に導いた。
 優奈はノートから一枚紙を切り取り、上の方にペンで
 「テニス部 麗美さん」と書き、その下に「新体操部」「柔道部」と書いた。
 「柔道部の女子がやったとすれば、動機は光平君との仲への嫉妬…」
 優奈はそう書いた。
 「新体操部だとすると、動機は何だと思う?あと、何でテニス部の子達は新体操部がやったと思ったと思う?」

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