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格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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格好が・・・ 167

だが翔一郎と違って満は勃起していた。
この会場に来る前に、会場の近くの中学で女子が恥ずかしそうに上半身裸でジョギングしているのを見て満は勃起してしまった。
そのまま収まらなくなったまま会場まで来てしまった。
翔一郎を見て、“どうして勃起しないのだろう”と満は思っていた

男子の部50人全員の審査が終わった。判定の結果、優勝は翔一郎に決まった。準優勝は堅だった。満は3位だった。
男子の部の表彰が済むと、次は女子の部だ。男子50人は控え室で服を着ると、皆、女子の部を見る為、観客席に向かった。

「ちょっと貴方」
翔一郎は二十代後半くらいの女性に声を掛けられた。彼女は芸能事務所のスカウトだった。
「良かったらうちのオーディション受けてみない?アダルトビデオだけど…」

コンテストに出た男子50人の中で勃起しなかったのは翔一郎を含む5人だけだった。
満のようにここの近くの中学校の前を通ったときに女子の上半身裸を見て勃起した男子もいた。
この中学校の前を通らなかった男子も、控え室で女子の全裸を見て勃起してしまい、コンテストが始まる時には男子50人のうち45人が勃起していた。
このスカウトはさらに、
「女子の裸を見ても動じないなんて。今コンテストに出た男子の九割は勃起しているのに」

一方、堅は数人の女子に取り囲まれた。彼女たちは皆、画家志望の女子大学生や女子高校生で、堅のヌードを描きたいと思っていた。
「ねえ貴方、私たちの絵のモデルになってくれない」
「貴方のヌード、是非描かせて」
また、そこへ某芸能事務所の女マネージャーが接近してきて、
「貴方のヌード写真集、うちで出したいと思うんだけど、どうかしら?」
彼女たちは、童顔で、引き締まった、たくましい身体をした堅に魅せられたのだった。

ステージ上では女子の部の審査の真っ最中だった。翔一郎は心亜のことが、堅は奈々美のことが気になった。

「女子の部が終わってから返事をしますので、待っててください」
翔一郎はそうスカウトに応えた。
翔一郎は、できることなら心亜と一緒にデビューしたいと考えた。また、心亜も翔一郎と一緒に芸能界デビューしたいと思っていた。

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