その彼女たち５人はその日はあまりに暑くてプールに入りたかったが、水着を持ってきていなかったため仕方なくパン一で入ったのだった。
その日の最高気温は４０度もあったので、恥ずかしいより一刻も早くプールに入りたいという気持ちが高まってしまった。
ルナがパン一になって走ったその日の放課後、ルナと同級生の女子３人が下校中にいつも通りかかる中学の野球部の練習を見ていた。
野球部員は男女同数だった。
女子部員は男子用のユニフォームだったため、お尻と胸が強調された上に汗で下着のラインが浮かんで見えていた。
ルナたちはその野球部の女子に練習が終わった後に話を聞いてみた。
「下着のラインが見えていて恥ずかしくないんですか？」
するとその女子は、
「男子と一緒に練習しているのにそんなこと気にしてられないから」

「というか私たち女子部員の制服姿見たら分かると思います。」
それから１０分後、彼女たち女子部員が制服姿で現れた。
ブラウスからブラジャーが透けて、スカートがかなり短くなっていた。
この学校の野球部に女子が入部するには制服のスカートを短くしなければならないと決まりがあって、女子の入部は今までなかったのだった。
だが最近上半身裸になる女子が増えてきたことに流れが変わった。
こんな格好をする女子がいるのだから、スカートを短くなるぐらい気にすることないと入部したのだった
本当はこんな決まりがあったら女子が入部するとは、男子の方も思っていなかった。
その入部を希望する女子に、
「本当にスカートを短くするけど、それでいいんですか？」
と聞いたぐらいだった。
これもトップレス特区の影響だった。
去年から共学になった元男子高だった高校では、女子の制服は男子と違っていたが、体操服は男子用のものだった。
どこの学校でも体操服は女子が男子用の着るのが当たり前になっていた

もちろん男子用だから女子が着るときつめになって体のラインが目立っていた。
それに体育の授業も男女一緒が普通になった。
健康診断もほとんどの小中高で男女一緒にやるようになって、しかも男女ともに上半身裸になっていた