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ニューハーフハーレム
官能リレー小説 - その他

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ニューハーフハーレム 9

「ねぇ・・・・・・・・・よね?」と比呂子は呟いていたが全く聞き取れなかった。
「どうした?」と俺は聞き返した。
「捨てないよね?アタシのこと」と悲しそうな目で見つめてきた。
「大丈夫さ、安心しな」と俺は比呂子の頬に軽くキスした。
「ありがとう」と小声で呟き比呂子は安心したのかホッとした様子で帰っていったのだった。表情もそんな感じだった。
俺は部屋の換気をして整理して会社に行く準備をしているとメールが来た。
比呂子からのメールで『本日も一日頑張りましょう』という文章だった。
俺と片山は営業部じゃ一、二を争っているからなのである。
俺は会社へ行く準備が整い部屋を出ていきドアのカギを閉めた。
ちょうど、その時に右隣の部屋の人も出てきた。確か名前は吉野美咲だったかと思う。風俗嬢の仕事だったのは覚えている。
俺は「おはよございます」と挨拶した。吉野さんも声は出さなかったが頭を下げていった。
車で行こうとしたが、ガス欠していた。仕方なしに電車で行くことになった。切符を買って満員電車に乗った。隣をみると片山だった。俺は声を掛けた。
「よう、片山」
「龍田か、お前って確か車じゃなかったっけ」
「朝行こうとしたらガス欠でさ〜」と俺と片山は他愛も無い話をしていた。
電車が急カーブに差し掛かり俺は片山の柔らかい胸に顔を押し付けるような形になってしまった。
「ごめんごめん、片山。大丈夫か?」と声を掛けると「大丈夫だよ。満員電車じゃありがちなことさ」と言った。
「でもな・・・龍田、抱きつくなら言ってくれ。ドキドキしただろ?」と俺の股間を触ってきた。

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