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ニューハーフハーレム
官能リレー小説 - その他

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ニューハーフハーレム 21

「課長は相変わらずの心配性ですね」
「そうなんだよ。課長になると気苦労が絶えなくてね。胃薬が手放せなくなってきているんだよ。ちょっと、お手洗いに行ってくるから」
課長は胃薬を持ってトイレに行った。
俺は小声で呟いていた。
「はぁ〜課長は、あんなんだけど龍田、頑張れよ・・・」
その頃、龍田はクレーム先に急いで向かっていたのだった。
今から向かう場所はクレーマーとしても有名なので龍田は内心嫌がっていた。
「はぁ〜、何で俺なんだろうか。元々は片山が担当なのにな・・・・」
ブツブツと文句を言いながらもクレーマーが住むマンションに着いてしまった。
(ココのクレーマーは若い男だったのはハッキリと覚えているよ。片山から良く愚痴られていた事は覚えている。会社に女性から連絡が入っていたのだから恐らく男の恋人だと思われる。カップルでクレーマーだったら最悪だよな・・・。)
俺は心の中でガックリさせながら部屋の前に辿り着いていた。
「はぁ〜・・・ココか・・・・・」
龍田は覚悟を決めてインターホンを押した。
「どちらさまでしょうか?」
ドアの奥からハスキーな女性の声が聞こえてきた。
「あの・・・先程、苦情を伺ったのですが・・・・・」
「ああ・・・あなたね、今鍵開けるわ」
ドアを開けてもらい中から出てきたのはショートカットの素敵な女性だった。
「部屋に入ってちょうだい♪」
一樹は言われるがままにリビングに案内されていった。
「この度は我が社の商品でケガをしたという事を伺ったのですが・・・・・・」
「怪我・・・ああ、あれ・・・・・・・嘘よ」

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