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ニューハーフハーレム
官能リレー小説 - その他

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ニューハーフハーレム 3

「お前な!机ってのはな・・・サラリーマンの地位を示すもので俺達外回りが多い連中にとっては港も同じ。同期だからって、やっていいことと悪いことがあるぞ。差別する気はないが、社会人のすることか?」
俺は優位に立つ必要はあるが、片山のOL姿を悪く言うつもりはない。
奴の女装癖と俺への屈折した執着を確認できたことは喜ばしい。
「じゃ、じゃあさ、言わせてもらいますけど・・・乳臭い女子高生の角オナだったら、許されるわけ?」
片山は逆ギレした。角オナできない劣等感があるのだろうか。見苦しい姿は見せまいと女言葉と高い声を出すいじらしさに内心では参りそうだ。
「フェアじゃないだろ!ハンパな気持ちでそんな格好するな」
「だったら、どうしたら口止めできるの?」
わざと一箇所だけ逃げ場を用意し共感している姿勢は交渉でも重要な要素で、このチャンスを利用しモノにしたい片山にも活用。
「片山、お前・・・俺の女になれ!」
状況を理解している相手を必要以上に追い込む必要はなく動揺しているところに本題をぶつける。
「よ、よろこんで・・・」
不利なのを理解している片山は了解した。頬を染めながら伝えてくるとは思わなかった。
「約束だぞ、俺のためにもっとキレイになれ」
俺は片山を机の縁に押して強引にキスする。すぐ離れると定期入れを手に取りやすい位置において去る。
職場でセンズリして人のデスクに射精までする度胸はあるのに密かに乙女心を持っていて安堵した。
同期や後輩に露骨に陰湿な手段を用いるのは女々しいので、そうせずに済んだのは幸いである。
「ん?・・・そうだ!忘れていた」と俺は小走りで去っていく片山を追いかけた。
「片山!」と呼べば、もしかしたら誰かが残業しているかも知れないので流石に言わず「そこのOLの可愛い子〜待ってよ〜」と言い呼びとめた。
片山は立ち止って「な・・・何よ」と女言葉で振り返り俺は「お前さ、胸は何カップなんだ?」
「えっ!な・・・何言ってんのよ!わ・・・私は男なのよ!」と驚き、しどろもどろになりながら返答してきた。
「いや・・・さっきさ・・・キスする時お前の胸に触れたけどさ・・・柔らかかったからさ。あれはパッドじゃなくて本物かな〜て思ってさ」と俺は言いづらそうに答えた。
「ち・・・違うわ!あ・・・あれはね!・・・・・・・よ・・・」と言ったが全く聞こえなかった。
「え?何だって?もう一回言ってよ?」と俺は聞き返した。
「だ・・・だ・か・ら!あれは!シリコン・・・」と恥ずかしそうに呟いた。
「そ・・・そうなの?」と俺は驚いた。
何せ営業部の人気者で女性に大人気の片山がシリコンを入れているのだからな。

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