不思議なノート 8
「じゃあ、優しくて可愛くならないとね」
「そうね、達弥くんに気に入って貰いたいからね」
里菜さんと有紀さんは笑いながらそう言う。
でも姉ちゃんは若干涙目。
「あたし、優しくも可愛くもないのに・・・」
そうやって拗ねる所が可愛いのだが、俺は姉ちゃんのおっぱいを掴んでこう言う。
「一番好きなのはおっぱい大きい人!」
俺の真面目な顔の宣言に吹き出して笑う里菜さんと有紀さん。
姉ちゃんはまだ拗ねたままだ。
「あたしっておっぱいしか価値ないのっ?!」
「そのおっぱいが凄い価値なんだからいいじゃん」
顔も綺麗な方だしスタイルは凄い。
ややスレンダー系なのにこの破天荒ボリュームのおっぱいとか反則すぎる。
個人的には今のギャル系の見た目じゃなく、髪も黒くして清楚系にした方が綺麗だとは思うけど、今でも高いレベルなのは確かだ。
「うぅぅ、おっぱいが大きくていい思いしてないのにぃ…」
「大丈夫、俺は姉ちゃんのいいところ、おっぱい以外もよく知ってるから…」
「達弥ぁ…」
柄でもなく、姉ちゃんの瞳がウルウルしている。
あぁ、こんな可愛い顔するんだ、余計に清楚系になって欲しい、と余計な考えも沸いてしまう。
「そろそろ上がりましょうか…」
続きは…その後のお楽しみだ。
風呂から上がると、丁度スマホにメールが来ていた。
『今から帰ります』と母さんからだ。
メールの入った時刻を見れば30分ぐらい後に帰ってくるだろう。
それを見た俺は、3人が髪を乾かす間にトイレに駆け込みノートを書き始める。
内容は3人に書いた物と似ているが若干違う。
それは母さんが俺達に絶対見せてこなかった顔・・・
俺達にはどれだけ彼氏を作ろうが母としての顔しか見せなかったが、男を虜にしてしまう母さんの『女』を見てみたかった。
だから『望月弥生は望月達也を男性だと強く意識している』と言う一文を加えた。
そして母さんに里菜さん所にいるとメールを返してトイレから出たのだ。
トイレから出てベッドルームに行くと、有紀さんがビニールシートをベッドに敷き、その上にバスタオルを敷き重ねていた。
何だろうと思いながら見ると、里菜さんが姉ちゃんの手を引いてその上に寝かす。
「準備できたわよ・・・達弥くん、亜美ちゃんの処女貰ってあげてね」
ああ、そう言う事か・・・
いくら童貞の俺でも分かった。
膜を破ると出血するからそうしたんだと。
「達弥…」
「姉ちゃん、大好きだ…愛してる…」
「嬉しい…達弥ぁ…」
姉ちゃんの瞳から一筋の涙。
その表情が、たまらなく愛おしかった。
姉ちゃんの顔に近づき、唇を重ねる。
有紀さんにされたような、濃厚なキスをしてみたかった。
それと同時に、姉ちゃんのおっぱいに、両手を伸ばし揉み解す。
俺の舌の動きもぎこちないけど姉ちゃんの舌の動きも同じくぎこちない。
何だか上手くいかなくて、お互い照れ笑いをしてしまった。
「姉ちゃんは俺の女だ」
「うん、達弥の女になるね」
姉ちゃんのおっぱいを揉みながら俺が言うと、姉ちゃんも嬉しそうに答える。
姉ちゃんのおっぱいはとんでもなく大きいくせに寝ても型崩れ無し。
まるで整形したおっぱい級の張りだけど、これが天然おっぱいなんだから凄い。
勿論触ると手を弾いてくるような弾力。
強く掴んで離してもすぐに形を戻すぐらいだ。
その弾力爆乳の上で揺れるさくらんぼのように美味しそうな乳首。
これを吸わずしてどうする的な勢いで俺は思い切り吸い付いた。
「あはぁ、がっつきすぎ!」
そりゃあ仕方ない。
極上おっぱいを前にして押さえるなんてできやしない。