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不思議なノート
官能リレー小説 - その他

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不思議なノート 14

それから数時間後、ゆっくり目を覚ますと、朝になっていて体を起こしてあくびをした。
周りを見渡すとみんな裸のまま、まだ寝ていた。
もっとやりたいところだけど学校に行かないと。
「このノートがあればずっと憧れの存在だったあの人も簡単に俺の女にできるはずだ。」

 その人は、クラスで、スクールカースト最上位にいる。
 しかし、このノートは、男は操作できないのか…スクールカーストが高い男子が、何と思うだろう?
 俺は、クラスで数少ない友達に相談した。彼には、一時間目の女性教師の授業を自習にすることで、このノートのことを信じさせた。

ただし、このノートの所有者は俺なのだ。
試しに彼にも適当に書いてもらったのだが、それはまったく通じなかった。最初に手にした、もしくは書いた人間を所有者と認識するのだろうか。


…それはまあいいとして、カーストの最上位に位置する美少女…実は3人いるのだが…を紹介しておこう。

その1、浅尾雅。成績優秀なのだが、性格が最悪すぎる。あまりお近づきになりたくない存在。
その2、二階堂美咲。物凄いお嬢様。こっちはいろんな意味でお近づきになれない存在。
その3、厚沢陽菜。常にヘラヘラしてるが世渡り上手。3人の中では一番人当たりはいい…と思う。

「…このノートの力は、分かった。で、お前が困っているのは何だ?」

 休み時間、友人、日笠昭文はこう言った。
「あの『神3』を操作したいんだろう。したらいいんじゃないか?」
「いや…あの、男の『上』の連中が何て言うか」

 カースト最上位の三人の周りには、やはり男のカースト最上位の連中がいるから、あからさまに変な動きはさせにくい。

「奴らに見えないところに動かせばいいんじゃないか?」
「見えないところ、ねぇ…」
「この学校の中にもいくらでもある。外でやってもいいんじゃないか?」

日笠はそう言うが、具体的に何をどうすればいいのか。

それに、カースト上位の男子だけではなく、他にも障害は多い。
彼女たちの性格も問題だ。

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