PiPi's World 投稿小説

生き残っているのは?
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 12
 14
の最後へ

生き残っているのは? 14

彼らの喜びの声を聞きながら、僕は自分の事ではないかのようにこの性行為をどこか遠くに置いた意識で眺めていた。
白獅子が割れ目の中に射精すると、割れ目の奥で何かが降りてきて受け止めるような感じがあった。
黒虎が尻の中に射精すると、マンコのようになった尻の奥で何かが降りてきて受け止めるような感じがあった。
その日一日、白獅子と黒虎は何かを祝うパーティーでノリまくったように、僕を犯した。
白獅子は僕をオンナにした全能感に酔いしれているようだった。
黒虎は一緒になって面白がって、楽しんでいるようだった。そして白獅子を祝っているようだった。


さらに日が過ぎていき、僕の体にある変化があった。
お腹が、少しずつ膨らみ始めたんだ。
身体が作り替えられていく。僕はその意味をその身で知ることになった。
膨らみ始めたお腹の奥に、生命の息吹を感じる。
白獅子の子なのか、黒虎の子なのかはわからない。
だけど妊娠させられたのは、間違いないようだ。
あまりにも犯され過ぎたからか、それとも白獅子たちの力か。
僕は妊娠できる体にされてしまったんだ。
その事実に、僕は今度こそ絶望の底に叩き落された。
それなのにそれから、僕への扱いが少し変わった。今までほど一日に何度も犯されなくなった。
どこか僕を労るような様子も見せるようになった。
でも到底安心はできない。子供を産ませる道具を作り上げる事を楽しんでいただけかもしれない。
それとも白獅子が満足するまでずっと子供を産まされるのかもしれない。
どうなるのか怖くて仕方がない。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す