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そして、少女は復讐する
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そして、少女は復讐する 73

いや、むしろ鉄也との子供なら、欲しいかもしれない。
一希と獣のように交わる鉄也の顔を見ながら、翼はそう考えた。

「さて、鉄也はカズキにあと2回は中出しするだろうから…その間、お菓子でも食って待ってよーぜ」
「用意してお茶入れて持ってくるから、リビングで待っててね」

部屋を出て千恵子、翼、麻衣子の3人はリビングへ。
由佳里はお茶と菓子を用意しに台所へ。
激しく愛し合う2人だけを残して。

正常位で突かれる一希。
鉄也の背中に両手を回し、両脚も離すまいと絡ませクロスさせる。

「あっ、ああんっ、愛してっ!、愛してますっ!、鉄也さんっ!!」

男に生理的嫌悪感しか抱けなかった一希が初めて知った男が鉄也。
その初めてで女同士以上の快楽を覚え込まされ、虜になっていく身体・・・
そして、いつしか本気で愛してしまっていた。

その愛が許されるものでないのは薄々分かっていた。
そして、愛する男の子供を成す事ができないと言う事も・・・

だが、幸いだったのは彼女の夫となる敦と互いに理解できる関係になれた事。
今日のこれも鉄也の元に行っておいでと、敦自身が勧めたぐらいであった。

お蔭で全てを納得して、敦と婚約できる。
そして、それを鉄也も理解してくれる。

歪な関係かもしれないが、一希にとっては一番幸福な将来像かもしれない。

「一希・・・帰ってくるのを待ってるからな」
「うれしいっ!、必ず!、必ず!、帰ってきますっ!!」

純粋にセックスをただ愉しみ、一希は悦びの声を上げる。

体位を変え何度も何度も、一希は鉄也に突かれ、胎内を鉄也の精子で満たしていく。

「ああっ!イイッ!いいのっ!!」
一希が自ら意識を手放したのを見て、鉄也は最後の一発とばかりに精子を流し込む。
1年365日、この男の精力は無尽蔵である。

「カズキ…幸せになるんだぞ」
ぐったり布団に横たわる一希の姿を目にしながら、鉄也は自分の顔を拭う。

それは、人前では滅多に見せることのない涙だった。

そして襖の向こうから由佳里の声。

「お昼ご飯の準備ができましたよ」
「ああ・・・すぐ行く」

その声で顔をぐしゃぐしゃと拭いた鉄也は、ぐったりしている一希をつながったまま抱え居間へと行く。
勿論、居間にいてる女達はこう言うのに慣れっこ。
繋がったまま現れても騒ぎはしない。
むしろ微笑んで見ているぐらいだ。

「カズキ、俺は飯食うがお前はどうする?」

ポンポンと軽く頭を叩き、一希を気づかせる鉄也。
一希は気だるそうに目を開けるが、鉄也に腕と脚を目いっぱいしがみつかせる。

「オチ○ポ・・・オチ○ポもっとほしい・・・」

鉄也は『そうか』と呟くと、一希を突き上げながら平然と食事を始める。
こんなのも鉄也にすれば日常茶飯事だ。


鉄也は食事の最中も一希を突き上げ、一希は何度目かわからない絶頂に達する。

「カズキ…もうそろそろ時間じゃないのか?」
「そう…ですわね…少し惜しいですけど…」
「またいつでも相手するぞ」
「…はい」

一希は笑顔を見せて、浴室に向かう。
ちょうどその頃、愛と暁美の母娘が桐間家に到着した。

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