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そして、少女は復讐する
官能リレー小説 - その他

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そして、少女は復讐する 66

そして、それが鉄也の言っていた『モノにする』と言う行為・・・
歪んでいようが、鉄也が由佳里と麻由美に求めたのも新しい『家族の絆』なのだろう。
悠馬も、そんな家族の絆が悪くないと思うようになった自分に苦笑しながら、新たにできた妹に欲望をぶつけたのだった。


数日後・・・
真琴は入籍し、長坂真琴となり悠馬の継母となった。
同時に長坂優華、長坂満里奈と言う妹2人もできて同居する事となったのである。


そんなある日の放課後。
冬休みまであと数日の穏やかな晴れの日。
放課後の屋上で悠馬と由佳里の2人がいた。
この2人が2人きりで会う事は珍しい。
互いに目的が一致しての会合であった。

「こうやって2人きりで話すのなんて初めてじゃない?」
「うん、そうだね・・・」

ニコニコする由佳里に対して悠馬の表情はちょっと硬い。
彼女といるといつも何故かドギマギしてしまうのだ。
それが悠馬が彼女を抱かない理由かもしれない・・・

だが、相続の関係で鉄也は祖父の養子となっている。
その祖父と麻由美が入籍。
つまり由佳里は鉄也の義理姉妹、麻由美は継母と戸籍上はなってる訳である。
痴呆の祖父がそんな事できる訳無いから、やったのは鉄也と実の娘である真琴だろう。
鉄也は意外なぐらい知恵が回るし、真琴は性癖以外はまともな方だ。
勿論それは戸籍上だけの話だが。

「悠馬くんはさ・・・エロゲで言う所のハーレムエンドよね」
「・・・そうなるのかな」

由佳里にエロゲに詳しい訳で無いが、『勉強』と称して周囲から渡されたりしてるので知らない訳で無い。
それを例えに出した通り、悠馬の方はそう言う事になるのかもしれない。

「私はさ・・・バットエンドなのよね・・・イジメられてレイプされて、不良に犯されて調教されて・・・ビッチになって、最後は奴隷に・・・」

そう言いながら嬉しそうな由佳里。
短めのスカートを捲ると、ノーパン・・・
その由佳里も桐間由佳里となっていた。
存命の鉄也の祖父は老人ホーム住まいで随分痴呆が進んでいるの
そして蜜壺にはバイブが咥えられていた。
それを掴んで動かしながらうっとりとする。

自慰を始める由佳里に、悠馬の股間はいきり立つが・・・
どうにも彼女を抱こうと言う気にはならない。

「ねぇ、由佳里ちゃん・・・」
「んあ・・・エッチするぅ?」

誘うような由佳里に悠馬は首を横に振りながら言う。

「これからも友達でいてくれる?」
「ふえっ!?」

思わぬ悠馬の言葉に目を丸くして動きの止まった由佳里だったが、やがてクスクスと笑いながら悠馬に返す。

「こんなメスブタビッチと普通に友達なんておかしいよ・・・でも、きらいじゃないけどね・・・」

笑った後、由佳里は納得したような表情となった。

「これからもよろしく・・・」
「うん、よろしく・・・」

友達と言うより同志と言った方がいいかもしれない。
何となくそう言う表現がしっくりくる。

スマホの画面を一旦ちらっと見た後で、由佳里が言う。

「悠馬くんのお家に行ってもいいかな?」
「えっ、鉄也くんとお母さんはいいの?」
「ふふっ、わかるでしょ?」
2人の世界に入るサインである。
その間自分は暇を持て余すと考えた由佳里なりの考え。

「久しく悠馬くん家にも行っていないし。2人でいたら里菜ちゃんに嫉妬されちゃうかな?」

意外な話だが、愛人上等の太っ腹な本妻里菜だが、由佳里には嫉妬めいた態度を取ることがある。
勿論かつての苛め的な色合いでなく、本当にヤキモチを焼く感じなのだ。
とは言え、里菜と由佳里の関係はいい友人となったし、無表情に近かった2人が笑い合える関係になったのだから、それぐらいは可愛いレベルである。

そして、今日は悠馬の家の店は定休日。
休みと言っても里菜だけでなく、毎度の事ながら暁美も来るだろうし、優華や満里奈もいる。
こんな日ぐらい家に呼んでワイワイ騒いでも悪くないだろう。

「じゃあ、おいでよ」
「ええ、お邪魔するわ」

こうして悠馬と由佳里は長坂家へと向かったのだった。


その頃、桐間家・・・
箪笥の前で着物を引き出しては見比べるのは真琴。
長坂真琴となって以来、彼女の衣服は洋服となっていた。
それを困惑しながら見るのは麻由美。

彼女は桐間麻由美となり、鉄也の肉便器生活が始まるかとおもいきや・・・
仕事を止めて桐間家に入った彼女が真琴から引き継ぎされたのは、桐間家の資産管理だった。

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