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そして、少女は復讐する
官能リレー小説 - その他

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そして、少女は復讐する 51

完全発情の里菜の言葉に、悠馬は下着をはぎ取りその場で挿入。
勿論、玄関でである。

「ちょ!、兄さん!!・・・玄関でとかジョーダンキツいよっ!!」

慌てる暁美だが、悠馬はお構いなしに腰を振り、里菜は悠馬にしがみついて盛大に喘ぐ。
ヘルス嬢の暁美の母は帰ってこないからいいが、玄関は流石に問題だ。

「全く・・・ドーテー卒業したら、マジでサルみたいだし、兄さんも姐さんも・・・」

鍵を閉めながらボヤく暁美だが、2人共聞いちゃいない。

「いいっ!、いいっ!、チ○ポいいのぉっ!!・・・もっと!、もっとぉっ!!」
「里菜っ!、里菜ぁっ!、オマ○コ!、オマ○コいいよっ!!」

ズコバコ辺り構わず交わり喘ぐ2人。
暁美は散乱した服を集め、ビチャビチャの下着は洗濯籠。
そしてタオルまで用意。
表情はふて腐れているが、惚れた弱みと言うやつだ。

「あー、後で部屋代はチ○コで払って貰うから・・・って聞いてないねこれ・・・」

2人の交わりは数十分にわたり続いた。

「はぁ…うあぁあ…」
出すものを出し切った悠馬が項垂れ、その腕の中で里菜はぐったりしていた。

「ごちそうさまでした」
「ごめんね…」
「いえ、まあ、関係が順調なのは何よりっスわ」
「ははは…」
もはや照れ笑いしか出来ない悠馬である。

「なんなら、風呂使っていいっすよ。そのまま帰るのもアレでしょう」
「…ホント、ごめんね」
この状況にも泰然としている暁美に、悠馬は頭を下げるのみだった。

暁美の母は早熟で、それこそ暁美と同じ年頃に妊娠出産。
そして風俗で働くと言うパターン。

暁美が物心ついた時には男を連れ込む事等日常の出来事として記憶。
セックスも目撃する事もいつのまにか当たり前に・・・
だから他人のセックスにも平然としている訳だ。

そして意識朦朧の里菜の身体を拭ってやり、暁美は悠馬の巨根をお掃除フェラ。
そこまで上手くはないが、いかにも手馴れた感じのフェラだった。

「足りないならアタイ使っていいっすよ」

正直ヤリ足りない・・・
それに暁美は悠馬に示してくれる好意は有難迷惑ながらも男として心地よい。
そんな暁美に流されるままに、悠馬はその場で押し倒してしまうのであった。



一方、『野暮用』の三人組は・・・

「・・・いねぇな」
「ああ、ここには帰ってねぇみたいだな」

鉄也達がいるのは、由佳里のクラス担任、朝比奈小百合のマンションのドア前。
やや古めのマンションは扉にポストがついてるが、そこには郵便物やチラシが放置されたまま。
学校を休んだままの小百合の家を探し出した三人だったが、そこはもぬけの殻のようであった。

「実家に帰っちまったとかかね」
「あの人の実家ってどこだろ」
「…知らんな」

インターホンを押しても当然誰も出ない。
ドアにはもちろん鍵がかかっている。

そもそも、健二が問い詰めようとしてぶっ倒れた後の行動からつかめていない。
休職の申し出があったのはその翌日からだった。

鉄也たちが途方にくれていると
「あんたら、この部屋のお嬢さんの知り合いかい?」
背中の曲がったおばあさんが近寄ってきた。

「ばあさんは?」
「ワシはここの大家じゃよ」

「オレ達、朝比奈センセが学校来ねぇから見に来たんスけど、何か知らねぇスか?」

女であれば揺り籠から墓場までフレンドリーな健二がにこやかに大家に聞く。
それで警戒心を解いたのか、大家は少し考え込みながら言葉を発した。

「そうさねぇ・・・お嬢さん、ここひと月余り姿見んで心配しとったんじゃが・・・ご両親も知らんみたいでのぉ・・・」

大家の言葉に3人は顔を見合わせた。

「ご両親には電話はあったようで無事なんじゃろうが、何をしてるのやら・・・」

つまり、両親にも姿を見せず逃亡したのか・・・
それほどまで知られてはいけない『何かが』あるのか・・・
3人共、何か薄気味悪さを感じていた。

そして、マンションから離れて鉄也が口を開く。

「敦・・・朝比奈の母校探れねぇか?」
「ああ、可能だが・・・ある程度の情報は出てる筈だぜ」

小百合と桜子が同じ高校の同じクラスだった事は健二も調べて知っているし、親友だった事も分かっている。
しかし、それ以上の『不審な』情報は出てこないのだ。

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