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そして、少女は復讐する
官能リレー小説 - その他

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そして、少女は復讐する 37

由佳里の方はと言うと、別の事を考えていた。
紅潮して疲れ顔、少し化粧の落ちた麻由美。
幸せそうに鉄也に寄り掛かる麻由美の顔はオンナそのもの・・・
そう、麻由美は桂馬が死んで、女の一番いい時期を母として、そして父に代わり過ごしてきた訳だ。
それを思うと由佳里も複雑な心境だった。

「お母さん、お化粧落ちかけよ」
「あらやだ・・・恥ずかしい・・・」

恥じらい方が女らしくて思わず微笑んでしまう。
鉄也の顔や首筋に残ったキスマークを見れば、二人が相当激しく交わったと見て取れる。
化粧も崩れるはずだ。

「なら、みんなで風呂入ろうぜ」
「お風呂?・・・」

鉄也が指差す方はバルコニー方向。
確かプールらしきのがあった所だ。
美香や千恵子は分かっているのか、服を脱いで扉窓を開ける。

「はやくおいで!」
「そうそう、ここはこれが売りだかんね!」

由佳里も怪訝な表情ながら服を脱ぎそこへ行く。
それに鉄也が麻由美を支えながらついていく。
バルコニーに出たら、そのプールらしきのは大きなジャグジーだとようやく分かった。

「(すごいなぁ…)」
たかがラブホと思っていた自分が間違いだった。
目の前に広がる豪華な設備、リゾートの高級ホテルのようだ。

「ユカリン、早く早く!」
「あっ、うん、今行くね」
千恵子に呼ばれ、慌てて服を脱いでバルコニーに出た。
タオルは…みんな持ってないし、今更隠して入る相手でもない。

皆から遅れること数分、由佳里も湯に身を沈める。

招かれるままに鉄也の右横に座る由佳里。
左隣には化粧を落としうっとり顔の麻由美。
以前よりすっぴんの母が綺麗になっている気がした。

「麻由美さんって綺麗だわ、マジヤバい」
「あんまりからかわないでよ」

麻由美の横には千恵子。
その大きな胸をがっつり揉んでいる。
由佳里もよくやられるが、胸揉みやキスは彼女たちの挨拶みたいなものなので、これはこれで通常の行為だ。
それだけ麻由美も彼女たちに受け入れられているのだろう。

「ユカリンのおっぱいもマジヤベぇよ」
「もう、おっぱいばっかり!、ミカのおっぱいも綺麗じゃん!」

由佳里の横は美香。
勿論、乳は揉まれる。

なんかこう言うのが幸せに感じれる。
4人の女に囲まれニヤニヤ顔の鉄也を見ていても、それを許せてしまうぐらい幸せだ。
自分は都合のいい女なんだろうなぁと思いながらも、湯の中の鉄也の巨根に手を伸ばすと既に先客がいた。

その手の主は麻由美。
ふと目が合うと麻由美は微笑む。

「弱みにつけこんで娘は犯して肉便器にされるわ、母親まで犯して肉便器にするわ・・・本当にワルい男よね!」

そう言いながら嬉しそうな様子。
麻由美の手に絡ませながら鉄也のモノを握る由佳里も釣られて笑う。
それでいい、少なくとも由佳里も麻由美もそう思っていた。

「ヤリたくなるのは、オマエらがいいオンナだからだぜ!」

ある意味、健二以上の最低なヤリチンだが、誰にも嫌われない・・・
むしろ好かれてしまう魅力が鉄也にはある。
巨根がどうのこうのとかでなく、ボスザル的な男の中の男なのだ。
本能的にメスとして惹かれるのだろう。

そうこうしてると、裸になった健二と敦もやってきた。
細身だが、鍛えてるのが分かる健二の精悍な身体。
チャラいくせに肉体は真面目に鍛えてる風だ。
股間のモノも鉄也や悠馬と比べるとなんだが、形ぶりや大きさ等はバランスが取れて素晴らしいの一言。
全体的にモデルでもできそうなイケメンだ。

敦の方は、見て分かる頑健な身体。
厚みがあって男らしい。
それでいてギリシャ彫刻のような美しさもある。
股間のモノも中々に野太い。
パワー系のアスリートと言った感じの身体つきだし、実際身体能力も相当だと言う。
子供のようにドボンと入る健二は、割と強引に麻由美を引き寄せる。
少女のような可愛い悲鳴を上げる麻由美。

「オレのマユタンゲット!」

笑顔も子供の様に無邪気で、それでもイケメンがやると様になってしまう。

「やだ、マユタンなんて恥ずかしいわ」

麻由美は顔を赤らめるが、恥ずかしいのだけではない。
そして、敦の方は由佳里を抱き寄せる。
男らしい力強い抱擁だ。

「本当にどんどん綺麗になっていってるよ、由佳里ちゃん」
「ふふ、ありがとう」

甘い囁きだ。
そして、パートナーがこうでも美香や千恵子は怒らない。
いや、怒るとか嫉妬の観念がないのだろう。
そして当然のように2人は鉄也の隣に滑り込む。

「ねぇ、鉄也ぁ・・・久しぶりにチ○ポ欲しいぃ・・・」
「アタシもよ・・・デカチンファックしてよぉ・・・」

メス顔で鉄也に寄り添う美香と千恵子。
由佳里はちょっともやっと妬けてしまうのだが、敦の愛撫の優しさに身が蕩けてしまいそうになると、そんな気持ちも溶けていく。

割とゴツめの敦だが、愛撫のタッチは軽く優しい。
やや物足りなさを感じて、少し悶える。

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