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そして、少女は復讐する
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そして、少女は復讐する 32

里菜の舌技だと愛撫には十分で射精には不十分、時々隙を付いては襲いかかって来る暁美も同様だ。
そこへ真琴のフェラチオは短時間で射精に導く事が出来る技量、なのだが…。

「大丈夫、恥ずかしがる事じゃないんだ、思いっ切り出してごらん。」

悠馬を背後から押さえ込み何となく顔が近い敦、耳元の囁きはBLっぽい甘ったるさがあった。
敦は実際男の娘なセフレもいるらしく、分別のある人物だとわかっていても、両刀男子が背後に居たら出るモンも出ない。

「・・・。」
「・・・。」

そこへ更に由佳里は参考にしようとまじまじ覗き込み、里菜は弄ばれる悠馬を鷹の目で視姦して楽しんでいる様な具合。
可愛らしい同級生女子二名に無言で見物される羞恥心、尚更悠馬の射精は引き延ばされ生殺し感に苛まれる。

そんな悠馬を真琴はしゃぶりながら上目遣いでみる。
その瞳はどこか虚ろでありながら、欲情の色で鈍く輝いている。
焦らしたような快楽に腰を浮かせ気味の悠馬の方へ真琴は指を伸ばした。

「ひぃっ?!」

真琴の指の先は悠馬の菊門。
こればかりは悲鳴が漏れた。
何故、悠馬が射精しないかも真琴の方は本能的に理解。
同じシチュエーションで息子も射精できなかったし、なかなか射精させられなければ夫の折檻が待っていた。
身を持って覚えさせられたのだ。

外側を撫でられただけで悠馬の射精感は一気に駆け上がり、巨根が膨れ上がる。
それを感じた真琴の舌使いが激しくなる。

「ひいいぃぃぃっっ!!」

悲鳴と共にドババと真琴の口腔に射精。
すべて飲み込み、喉を鳴らす真琴。
精を吐き出したと言うより、これは精を吸われている・・・
凄まじい快感は悠馬にとって未体験。
里菜とのセックス以上だった。
そして脱力感も半端無いが、逸物だけはなぜか力を失ってない。

「ああぁ・・・鉄也さんみたい・・・」

うっとりと言う真琴の『鉄也さん』は多分小学生当時の鉄也なのかもしれない。

そのまま玉袋を舐めしゃぶる真琴の舌からの鈍い快感に、悠馬は身悶えして悲鳴を上げる。
これが自分の母親だとしたら・・・
正直怖い。
恐らく精を吸い尽くされ、逃れられなくなるような恐怖が真琴にはあった。
鉄也がグレたとしても、これなら攻められまい。

「あははっ、マコリン、ユーマ気に入っちゃったみたいよ!」

真琴の尻を撫でる健二の明るい笑い声が、この場には不似合いな感じだ。
しかし、この男の馬鹿でエロスな性格が、この妖しい毒気に飲まれない理由なのかもしれない。
多分、悠馬一人なら魂まで吸われたかもしれない・・・

健二は真琴の両乳を掴んで身を起こさせる。
そして真琴の股を大きく開かせた。
健二がそうしても、人形のように身を任せるままの真琴。
その肢体が悠馬の眼前で露になった。

病的に白く痩せた身体。
胸はその割に大きめで、病的な細さに関わらず、どこか妖艶さを醸し出す。
そして黒い叢の中の割れ目。
彼女の肌と全く非対称などす黒い襞。
健二が指を添えて開くと、禍々しいような赤い内部が見えた。

「ユーマ、してみない?」

軽い調子の健二。
魔界でもおどける道化師のようだ。

「あぁ・・・かわいいオチ○ポ、ほしいぃのぉ・・・」

可愛いのはサイズじゃなく、幼い頃の鉄也の逸物に似てるからだろう。

若干怖気づく悠馬だったが、里菜がその背中に手を添える。

「前に進むしかないわ」

ボソッと小声だったが、悠馬にも聞こえた。
ここに呼んでこうなった以上、そうなるのだろう・・・
里菜の方が先に理解していたようだ。

要は、これは悠馬を仲間と認め男を見せる儀式なんだろう・・・
彼らなりの。
悠馬はへっぴり腰になりながらも竿を持ち狙いを定める。

「い、いきます・・・」

ずぶりと飲み込まれる巨根。
入り口はゆるくたやすく飲み込むが、入っていくにつれ悠馬は身悶えしてしまう。

(なにこれぇー?!!)

緩い、里菜と比べたら圧倒的に緩い。
しかし、同じ女性器だとは思えないぐらい快感が凄まじい。
ねっとりと巨根に絡みつき、動かせば射精してしまいそうな程だった。

「(こ、これはっ!…このままでは…っ!!!)」

動こうと思った。
でも、マグロのままでもいいと思った。
こんな感触、ありえない。
悠馬は心の中で思っていた。

しかし、その願いは叶わない。
真琴がそれを許さなかった。
真琴は、悠馬のモノをもっと感じたくて、自分から腰を動かしてきた。

「あん、すごぉい…」
うっとりした表情でゆっくりと動き出す真琴。

「(う、うわああああああ)」

「男だったらちょっとは我慢しなきゃなぁ」
「いやいや、いつでも出しちゃっていいんだよ?マコリンはいつでも準備OKだから」
敦と健二が対照的な言葉をかけてくる。

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