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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 65

ギルが少し小刻みに腰を突き出して動かしてみても、マリンは一生懸命、ギルの勃起をくわえて舌を絡めている。
じわじわと快感が高まっていくのをギルは感じて、マリンの尾ひれにキスをしてから、両手でつかんで舐め始めた。

「んくっ、ふっ、んっ、ん、じゅぷじゅぷじゅぷ……ふぐっ、じゅぷ……んんっ!」

マリンがギルの腰をつかんで、口から勃起が飛び出さないように必死に、快感に耐えながらしゃぶり続けている。
ギルが腰の突き出すテンポを上げていく。

「ん、んうぅううぅっ、んむっ、んっ、んっ、じゅぷじゅぷじゅぷ……あぁっ!」

ギルの勃起から精液が迸ったとき、マリンも尾びれを舐めまくられて、快感に酔い痴れていて、思わず口から勃起を離してしまった。
絶頂の快感にびくびくびくっとマリンの乳房や腰も震えていた。マリンの口元や頬に、白濁した精液が飛び散った。

「はぁ、はぁ、はぁ……ギル様……」
「マリン、よかったな」

ギルの目の前で、マリンの下半身が魚型から人の脚に戻っていった。ギルがそっと頬や口元についた精液を指でぬぐってやる。
マリンが微笑を浮かべて、その手を両手で包みこむように握って引き寄せると、ギルの指についた精液をぺろっと舐めた。

「またイッちゃいました」
「おいらもだけどな」
「ふふっ、そうですね」

腕枕してもらったマリンはギルの脚に自分の脚を絡ませてしがみつくように抱きついていた。

人魚と一夜限りの交情した男たちが快感を忘れられずに追い求めるのはなぜか。

欲情した人魚たちのフェロモンである魅惑の芳香。手ざわりのよい柔肌の感触。
それだけであれば、男たちは海に出て追い求めたりはしないだろう。
人魚に恋をしてしまったというわけではない。男たちには妻や恋人がいる者も多い。

人魚が夜明け直前の海に甲板から服を脱いで飛び込んだとき、男たちはどうしていたか。
射精しまくって、疲労してしまい、ほぼ気絶に近いほどの深い眠りに落ちていたのである。
そうでなければ、海に人魚を逃がさず毎晩のように情交に耽るだろう。

海賊ギルはマリンの下半身がよくわからないが人の姿に戻り、さらにパイズリやフェラチオで二回抜いてもらったので、かなり満足していた。


人の姿になった人魚に挿入した男たちは、膣内に挿入した勃起に強烈な快感を感じて、腰を動かすことをためらう。入れただけでもこんなにヤバイのに、動かしたらすぐに射精してしまう。
しかし、人魚は挿入した男に微笑みながら、ゆっくりと腰を動かす。

男たちは人魚の膣内から勃起を抜き出す前に射精してしまう。しかし、射精直後で萎えるはずのものが、再び膣内で刺激されすぐに勃起する。
人魚が腰を揺らすたびに射精と勃起を繰り返し、射精しなくなると、勃起しっぱなしで萎えなくなる時間がおとずれる。射精感はあるが射精せず勃起し続ける。
そして、意識が朦朧としたまま、人魚を獣のように犯し、限界に達すると意識を失うのである。
命を精液にして吐き出すような連続射精の快感は、人との交わりでは体験できない。

男たちが意識を失って眠っている間に、胎内に惚れた男の精液をもらい、人魚たちは海に帰るのである。

人魚の一族には掟がある。
人魚は惚れた男から子種を胎内にもらったら、ずっと一緒にいてはいけない、近づくことも許されない、海に帰ること。
一族の掟を破った人魚は、二度と海に戻ることはできなかった。
掟を破った人魚は死ぬ。惚れた男が壊れてしまい、死ぬまでひたすらやり続けたがるので、人魚も衰弱して死ぬまでやられ続けるからである。

人魚たちは、最後に惚れた男に一生忘れない快楽を与えると、さよならと寝ている男に囁いてから、頬にキスをする。
そして、泣きながら海水に飛び込む。
惚れた男を壊したくないからだ。

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