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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 29

オナニーするように命令された。
サラは御主人様の前で床で仰向けになり、膝を曲げてM字開脚になる。

「声を出さないように静かにするんだ。
僕はサラがイクまでちゃんと見ていてあげるよ」

サラが自分で乳房を揉む。
眉をしかめて、唇を噛みながら声を殺して。
目を閉じてオナニーをする。
それを少年は黙って見つめている。

(もっと見て、淫らな私はあなたの牝奴隷……)

途中で声が洩れそうになり、手を止める。
はぁはぁはぁと息が乱れている。
サラが御主人様を見つめる。

「続けて。
でも、僕がよしって言うまでイクのは禁止」

サラは自分で絶頂する寸前で我慢して、御主人様の少年の前でオナニーを続ける。
我慢して続けているうちに、サラの柔肌がしっとりと汗ばみ、床を溢れた愛蜜が濡らす。

「くぅ、ぅっ、ふぐっ……んんんっ!」

御主人様は椅子から立ち上がってサラのそばにしゃがみ込んだ。
サラの上半身を起こさせて、耳元で囁く。
サラ、イッていいよ。
そして、長いキスをした。
サラは自分の牝真珠を弄りながら、御主人様のキスを受け入れて絶頂した。

サラは、普段は女領主として、威厳ある凛々しい態度と言動を見せつけている。
しかし、御主人様の前では、偽りの自分ではないサラとしていられる。

御主人様としては、絶頂寸前の状態を維持しながらどこまで耐えられるか確認したかっただけだ。

(これなら、大剣の力を解放しても大丈夫)

サラの愛用している大剣に秘められた力に少年は気がついていた。
剣から力が解放されるとき、剣との契約者には快感が襲いかかる。
それに負けて絶頂すれば力は解放されない。

絶頂したサラの髪を撫でる。
絶頂のあとの甘美な余韻の中で、乱れた呼吸と柔肌の火照りが静まっていく。
御主人様が微笑しながらサラを見つめていた。

ポチの大空の旅では、馬車での旅では起こらない問題がある。
小水のために着陸しなければならない。
ポチとしては朝から夕方まで飛行していたい。
だが、女性二人の小水のためにしばらく飛ぶと着陸しなくてはいけない。
馬車の馬たちは馭者や馬車に乗った人間たちの小水の休憩は、自分たちも休憩できる時間である。

ポチは飛行しながらするので、地上では雨だと思われるだろう。人の尿のような臭気はない。

「ポチみたいに、上からしてやろうかしら」

着陸待ちをしている二人が苦笑する。
半年以上、馬で四ヶ月以上かかる道のりをドラゴンのポチで旅をする。
誰も天空を旅をしているとは思わない。
夜は人のいない土地をポチは探して着陸する。
街に着陸して、少年に救助されたことがある。
同盟騎士団と戦闘になり、翼を損傷した。
少年はポチに、魔法の純白の羽根を作って、移植してやった。

途中で食料を調達するために村や街に立ち寄る時、少年はポチを人の姿に変化させる。

「おにーちゃん、あれ食べたい!」

少年の手を握り、五歳ぐらいの少女が市場の露店を指さしてねだっている。
金髪で雪のように白い肌の美少女だ。
ポチの変身を初めてみた皇女ティアナは、驚いてこう言った。

「ポチは女の子だったんですか?」

金色のドラゴンが人に変身したことより、ポチの性別がメスだったことに驚いたようだ。

商業都市ケルン。
大陸各地から集まった商人たちが、それぞれ露店を開いて商売をしていて活気がある。

ポチは人の姿になると半日は人の姿からドラゴンの姿に戻れない。
今夜はケルンの宿屋で一泊することにした。

美少年、それに美しい幼女と少女、その三人を警護しているらしい美女の女剣士。
街ですれちがった人たちが思わず、目で追ってしまっているが、サラ以外はそれが当たり前のように気にした様子がない。

街で美少年を見かけたという噂を領主に知らせた青年がいた。
商人に雇われている奴隷の青年は、謝礼を受け取り上機嫌で館から去っていく。
青年は商人に借金を返済するまで、使用人として働き続けなければならない。

サラは商業都市ケルンの裏を知っている。
奴隷商人もまた集まって来ている街なのだ。
ここでは、金は命より重い。

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