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勘違いから始まった不思議なカンケイ!?
官能リレー小説 - その他

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勘違いから始まった不思議なカンケイ!? 2

―考えてはいるもののチャンスをうかがうことも決断もままならないまま夏休みを迎える。

…夏休み。
部活も最後の大会が終わると一気に受験モードになる。
一応、大学進学を希望している俺は夏休み中も何日かは受験対策の補習を受ける日々だ。

…そこで、美咲とも顔を合わす。
俺よりも成績の良い彼女も、当然ながら大学進学を考えているのだろう。
…因みに、あれ以来美咲とは会話がない。

…そして、このときこそアレを実行する『チャンス』だと思ってしまったのだ。

美咲と、ヤルなら、ここしかない。
…でも、学校で行動に出るのは不味い。
いくら正体を隠したからって、校内で大問題になるのは明らかだ。
…だったら、作戦はひとつ。

学校を出た美咲の後ろをつけて、人気のない場所で…
まあ、これしかない。
…通りすがりの謎の男を装えば良い。

補習が終わり、生徒は皆帰路につく。
俺は美咲を見失わないように、彼女の後をつけた。

制服のシャツは脱いで、下に着ているTシャツ1枚。
…ズボンは…代える暇はないか?どうだろう。
あとは帽子とマスクとサングラス…見た目完全に怪しいけど。

美咲は電車通学。俺も同じ。
学校から駅までは同じルートを使っている。
この途中に、人気のない場所がある…狙いはソコだ。

近すぎず遠すぎず、程よい距離間隔をとって追う。
思い焦がれた女性は、後姿も綺麗だ。
少し汗ばんで、下着が透けて見えた。
…なんかエロい。
それだけで性欲が、股間が刺激される。

そして、例の場所。
高層マンションの陰になり、裏路地は死角。
俺はダッシュで美咲に近寄り、彼女の腕を強引に掴んだ。

「えっ!?何!?何!?」
突然のことに美咲は慌てている。
「えっ!?何?お願い!やめて!!」
俺はお構いなしに美咲の手をとり強引にマンションの裏手に連れ込む。

「え…ねぇ、何?何なの?」
美咲の両腕を押さえつける。
美咲も抵抗はするが、そこは男女の力差で俺が勝る。
「や、やめてよ…やめてください…ねぇ、誰ですか…?」
美咲は俺のことに気づいていない。
それでいい。
俺は無言のまま、美咲の制服に手をかける。

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