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人生間違えたかな?
官能リレー小説 - その他

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人生間違えたかな? 4

放課後、部活が終わって私は佐竹先生に部室に残るよう言われる。
「まったく、練習不足なんじゃないか?もっと体を柔らかくした方がいいぞ。そこのマットに座れ。大会当日まで俺がマンツーマンで指導してやる」
「すいません。」
「俺がお前の体をマッサージして柔らかくしてやるよ。」
そう言って、佐竹先生が私の体を触り始めた。
 先生の手は肩から背中に、そして胸へと移動していった。
 "胸なんて、体が柔らかいとかとは関係ないのに"
 私はそう思ったけど、もちろん口には出せなかった。
 気持ち悪い、気持ち悪い。私が、女だから、こんなふうに気持ち悪く触られるんだ…
 「脚の付け根も、ほぐさないとな」
 先生の手は、その、最も触れられたくない場所へと、入っていった。
 「ここも汗をかいているな」
 「いえ…そんなことは、ないです」
 これからもっとつらいことが待っているのかと身構えた。しかし
 「よし、今日はこれくらいにしよう」
 先生はそう言った。
 私は逃げるように部室を後にした。

 「山岡君!気持ち悪かったの!」
 今日は山岡君の両親とも帰りが遅い日。放課後家に行く約束をしていた。
 私は山岡君に佐竹先生との出来事を洗いざらい話した。
  山岡君は身震いして嫌悪感を示した。
 「そんな…まず、洗おう!」
 私達はすぐに浴室に行ってお互いに全部脱いだ。そしてシャワーが適温に温まったことを確認した山岡君は私の全身にお湯をかけてくれたあと、その特に触れられて気持ち悪かった場所へ集中的にお湯を噴きつけた。
 山岡君はお湯をかけながら、だんだん私に密着してくる。
 山岡君とエッチしたことは、ある。あるはず。そして、山岡君と一緒だとうれしい、はず。でもなんだろう?この違和感。
 「離れて!」
 私は思わず大きな声を出してしまった。
 山岡君は驚いて一歩離れた。
 「どうしたんだよ?」
 「ごめん、山岡君は悪くないの。多分、私が、悪いの」

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