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続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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続・全てが叶うスマフォ 6

俺は先生を振り切って逃げ出した。
非常口から飛び出し、学校の裏門から外に出ようとした。

裏門には誰もいない。
俺はもう一度スマホで設定を試みる。

『茜をめぐる一件について、俺は全くの無関係である』

…今度はエラーは出ず、設定が通る。
それにホッとした俺は、もう一度裏門から学校に戻る。

…戻る途中、ひとりの男性教師が警察に連れて行かれる姿を見た。
…俺がそんな設定をした覚えは無い。

やはり、俺以外にこの特殊なスマホの持ち主がいるんだな…
疑問は確信に変わった。


教室に戻って授業を受けるか―そう思っていたとき

「一郎くん」
呼び止められた。

「ああ、どうも」
「一郎くんなら授業は出なくても大丈夫でしょ?ちょっとお話しましょ」

望月由佳里さん。
俺のクラスの数学担当であり、俺の母親の妹でもある。

俺の母親…親父が離婚して以来、実は会ったことが無い。
そういうこともあり、由佳里さんには非常によくしてもらっている。

「あなたに、会わせたい子がいるのよ」
そういうと由佳里さんは職員室……の隣の給仕室に連れ込んだ
そこには一人の女子生徒が居た、だが、その生徒は余所の学校の制服を着ていた
「あの…彼女は?」
由佳里さんに質問する
「やぁね、忘れちゃったの?私の娘よ、明日からここに通う事になったから宜しくね、一郎くんと同じクラスたから!」
「ええっ!?」
突然のことにびっくりする、俺の記憶が正しければ彼女はまだ独身の筈だったからだ
それがいきなり俺と同い年の娘を持つなんて、不自然過ぎる
「よろしく…」
謎の娘が挨拶する
「それじゃ、今日は顔会わせしたかっただけたからもういいわよ」
そういうと由佳里さんは話しを切り上げようとした
ここで終わられると情報が足りなすぎる、何とか娘の情報だけても引き出さなくては
「え、えーと何でこの学校に転校を?」
「えっ?あれ、なんで転校したんだっけ…ねえ、志緒理?」
「さぁ…なんとなく」
とりあえず名前ゲット!
「じゃあ、旦那さんは元気ですか?」
次の質問に移る
「もう!元気もなにもそれは一郎くんがよく知ってるでしょう、変な事聞かないてわよ」
笑い飛ばされてしまった
「たまには私の子にも会うようにお父さんに言っといてね一郎くん!」
そういうと由佳里さんは職員室へと行ってしまった
「それじゃ私はこれで」
志緒理もさっさと帰ってしまった

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