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無人島?
官能リレー小説 - その他

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無人島? 6

手当たり次第に外へ出られそうな場所が無いかいじってみる
だが、希望は儚く砕かれる
「どこも出られそうにない…」
「奥に進むしかないの…?」
僕たちに残された選択肢は一つしか無かった

(まさか、ゾンビの叫び声じゃないよね?)
僕は篠原お姉ちゃんの手を強く握った。
グオァォォ…!

奥に進めば進む程、叫び声は大きくなものになって行った
そしてこの建物が何かの研究所のようなものだということがうっすらと分かってくる
「どこまで続くのかしら…」
「お姉さん…」

グオァォォ…!ウオォォォ…!

奥に進むにつれてはっきりとしていく叫び声
と、その中に別の声が聞こえてくるのに気が付く
『ぁ…ぁ…ぃぃ…』
それは微かな女性の喘ぎ声に聞こえた
そのとき、地下に続く階段を見つけたけど真っ暗で一番下の方は見えなかった。
そして、女の喘ぎ声は地下から聞こえてきた。
「私が先に様子を見てくるから、誠君はここで待ってて。」
篠原お姉ちゃんは階段を降りて行き、その姿を暗闇の中へと消す
辺りに静寂が訪れる
だが、それは僅かな時間だった
「キャーッ!」
地下から篠原お姉ちゃんの悲鳴が聞こえて来た
僕は慌てて階段を駆け降りると、目の前にあった部屋に入る

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