無人島? 5
出入り口の少し古びたドアをゆっくりあけると中は薄暗い廃墟だった。ちなみに、なぜか、ドアにカギはかかっていなかった。
(ボロボロだ。ちょっと、怖いな。)
「あの、篠原お姉ちゃんの望みってなんですか?」
彼女は微笑みながら言った。
「そうね。私とも、関係を持ってほしいの。だって、この島には男の人はあなたしかいないし。
退屈しのぎにちょうどいいかなって思ったの。」
願っても無い申し出だった
正直、他の女の人たちの身体にも興味はあったからだ
興奮のあまりペニスが勃起し彼女に見つかる
「まぁ!これはOKって事かしら」
口で返事をする変わりに股間で返事をしてしまった
その時、入って来た扉が閉まっいるのに気づいた
「あれ、扉が…」
慌てて駆け寄り開けようとするが扉はびくともしなかった
グオァォォ…
そして建物の奥から気味の悪い叫び声のようなものが聞こえてきた
「篠原さん!」
「なによ、あの叫び声!?」
僕たちは突然の事にパニックになる
「と、とにかく出口、出口を探さないと!」
「出口ってどこよ!!」