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ノーマンズランド開拓記
官能リレー小説 - その他

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ノーマンズランド開拓記 10

一旦敵対心を解くと、彼女達は澄んだ無邪気な瞳をしていた。
ハーヴィンには多少警戒してるらしい素振りを見せるが、エリスにはむしろ懐いているような甘えてるような様子を見せる。
勿論、その理由は・・・
無遠慮にエリスの乳に二人の手が伸びる。
そして片方の手でエリスの手を持ち、自分たちの乳房に導く。
「ああん・・・またおっぱいなの?」
それが彼女達のコミニケーションなのか、やたらと胸を触りたがる。
そして同じだけエリスにも胸を触らせるのだ。
これをハーヴィンにやらない所を見ると、彼女達にとって『大きな胸』と言うのは意味があるようだ。
無遠慮だが手つきは優しい。
ハーヴィンによると、2人だけの時も互いに胸を揉んだり吸い付いたりしてるらしい。
そして2人でする時よりも、エリスにする方が遥かに丁重で熱心らしい。

2人の手がエリスの胸から離れる。
しかしこれで終わりでない。
2人の手がエリスのお尻と背中に回り、エリスは木で作られた柵に押し付けられる形になる。
こうなると力の差がありすぎて逃げられない。
何度かこれをやられ、最初はびっくりしたが、だが危害を加えられる訳でないので今ではエリスも抵抗せずやらしている。
ルークの為、開拓団の為に何か情報を得たいと言う思いと、彼女達へのちょっとした好意で怖さや恥ずかしさは我慢してる訳だ。
「またおっぱい吸うの?・・・ミルクなんて出ないわよ・・・」
まだ乙女の彼女は母乳なんて出る訳はない。
だが、彼女達は何度か吸ったり舐めたりしてくる。
かなり優しいタッチで、まるで赤ちゃんみたいねとエリスも警戒心を緩めていたが、彼女達の手は今日はそこで終わらなかった。
「あっ・・・」
舐められて軽く甘い声を上げるエリス。
乙女である故知らなかったのかもしれないが、その舐め方吸い方は赤ん坊のそれでない。
快楽を呼び起こそうとするものだ。
そして・・・
「ひっ!?」
2人の指が女陰と尻穴を撫でる。
「だめよっ!いたずらはっ!」
まだ事情を飲み込めてないエリスはじゃれてるだけと身を捩るが、2人は明確な意思でそこを弄る。
「ひぃあぁっ!!」
逃げようにも逃げられない。
そしてここには誰もいない。
ハーヴィンも小屋で食事と休憩を取るため暫くは戻ってこないだろう。
彼女達は明確な意思でエリスに快楽を与えようとしていた。
そこに邪気は無い。
しかも相当に手馴れていた。
「ああっ!、だめっ!、やめてぇ・・・」
アスファルティア王国の女、特に彼女のようなお嬢さんならば性に疎い方が当たり前なのだ。
異性と抱き合う事はもちろん、同性でこんな事するなんて事は想像もできない。
それゆえ反応が遅れたのだが、反応できても逃げられたかどうかは怪しい。
彼女達の指だけでその幼すぎる性が開放されていき、未知の快楽にエリスは恐怖を感じながらも、逃げる意思は失われていった。
そして・・・
「ひぃいぃぃんっっ!!!」
頭の中が白く弾け、天高く飛ばされてから奈落に落ちる感覚。。。
膝を震わせながらエリスは生涯で初めての絶頂を味わったのだ。
だが、2人の手は止まらない。
「ひぃっ!、あはぁっ!!、ああんっ!!」
もはや言葉を発する事もできずに翻弄されるエリス。
こうして、性の快楽を目覚めさせてしまったエリス。
優しくおっとりした性格で人に好かれる反面、肉感的な肢体と大きすぎる胸は、故郷では『ふしだらな身体』とされ、同年代の同性からは嫉妬と羨望、そして異性からは淫らな視線を向けられた。
結果、コンプレックスとなっていた身体だが、皮肉にもその身体ゆえに、この異境の地で二人の現地の娘に好かれ、性に疎いお嬢様はこれですっかり性行為にハマってしまい、彼女達との『友好』を深めていくことになる。

そしてハロハとウザラと言う二人の娘達との性交流が、やがて彼女と開拓団に新たな運命をもたらす事になるのだが、それはもう少し先の話・・・。

一方、あれから先住民達の襲撃は不気味なほど無かった。
その理由をルーク達が知るのは砦が8割ほど完成した頃だった。

「ここまで酷いとは思いませんでしたねぇ・・・」
窓の外を見ながらクラウスが呆れたように言う。
そこには凄まじい音を立てて降り注ぐ豪雨。
もうこれが数日止まない。
岩場の近くに繋留できる簡易船着場を作ったので船もなんとかなったが、豪雨で森の辺りまでが水没してしまった程だ。
襲撃が無かったのはこの為であろうか・・・
「神の恵みだと思おう、クラウス」
「ええ、まったくですな・・・ハーヴィン教授の方も順調だと言う話ですし」
ルークもクラウスも教授からの報告は聞いており、それで分かった事も多い。
彼女達は未開ではあるが独自の文化を持って社会を構成しており、エルシオン大陸の言語体系とは全く異なるが言語によるコミュニケーションは不可能ではないということ。

つまり交渉できる余地があるかもしれないと言う事だ。
それはちょっとした希望かもしれない。
ルークとクラウスはエリスがハーヴィンの助手をしてる事や、先住民の女達が唯一エリスにだけ気を許してるのは聞いていた。
だが、まさか先に述べたような事態になっているという事までは知らなかったのである。

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