PiPi's World 投稿小説

ノーマンズランド開拓記
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 19
 21
の最後へ

ノーマンズランド開拓記 21

それは下女が主人と同衾する事だけど、そのものどうするかはエリスは分かっていない。

「ええ、貴女の淫らな身体でルーク様に楽しんで貰い・・・」

そう言いながらミシェルはエリスの正面に回った。

「ルーク様の精を頂くのよ」

ミシェルはエリスに見せるけるように割れ目を自分で開く。
膣の締めを緩めると、ドロリと垂れてくる白濁の液。

「これが、ルーク様に注いで頂いた精よ」

エリスは驚きながらも、そこから視線は外さない。
いや、外せないのだ。

「母として最低なお願いと思っているわ・・・貴女に幸せな結婚をしてほしいと願っていたけれど・・・」

ミシェルも心は痛い。
産んではいないが娘だ。
幸せになって欲しい思いはある。
だが、もう彼女にとって大切なのはルークだ。
娘と言えど・・・いや娘であるからこそ、任せたい事がある。
それが幸せを踏みにじるとしても・・・

「貴女は明日よりルーク様の娼婦よ」

娼婦と言うのが汚らわしくい淫らな存在で、まともな女ではないのはエリスでも知っている。
娼婦とか売女とか、決して女同士の喧嘩でも言ってはいけない言葉と言われてきたぐらい。
逆にそれほどいかがわしい存在である。
それになれと言われたのだ。
普通なら怒る。
マリアなら怒っただろう。

だが、エリスは驚いたものの、むしろ娼婦と言われて身体が熱くなるのを感じていた。
確かに自分は淫らだ。
そう言われてもおかしくないのかもしれない。
そして、母はそれを知ってそう言ったのだろう。

「そして沢山、母と共に子供を産みましょう」

ミシェルの笑みは、まるで同志に対する笑みだった。

「貴女や母が産む子は、ルーク様の手足となる子達・・・沢山産んでルーク様を支えねばなりません」

エリスの身分だとルークとの結婚はありえない。
しかし子を成し、その子をルークに仕えさせていく事はできる。
家臣団のいないルークにとっては信頼できる家臣となっていくだろう・・・
だが、そこに女の幸せは無いかも知れない。
特にドレスを着て結婚式など挙げられないかも知れない。
だがミシェルはそれを娘に求めた。

「お母様…」
エリスは母の膣から溢れて滴り落ちる精液から目を離す事が出来ない。
ミシェルはそれをひとすくい手に取ってエリスの前に差し出して言った。
「よく見ておきなさいエリス…これが男性の子種よ…あなたも明日からここにルーク様の子種をたっぷり注がれてルーク様の子を成すのよ…」
「お母様…私、判らないわ…どうしたら良いのか…」
エリスはルークの事は好きだった(異性というよりは弟のような感じだが…)。
結ばれる相手ならルーク以外には考えられない。
…だが彼女の心の奥底に何か引っ掛かる物があるのだ。
なにも普通の女としての人生を歩めない事を恐れている訳ではない。
ルークと結ばれ、彼の子を生めるという事は、彼女にとって普通の女としての人生を諦めるに値する幸福だった。
だがこのままルークと結ばれて彼の愛人として生きる人生に対して一抹の違和感を感じずにはいられなかった。
「あなたの気持ちは解るわ、エリス…不安なのね…」
ミシェルは精液の付いていない方の手でエリスの体を抱き寄せる。
まだ湯船には入っていないが浴室内の湿った空気のためにシットリと濡れた二人の肌と肌が重なり合い密着した。
「あぁ…お母様ぁ…」
「でも大丈夫よ、エリス…誰しも初めての時はあるものよ…心配しないで…あなたが思っているほど痛くも辛くもない…特にルーク様は女を手荒に扱うような真似はしないわ…そういう風に私がしつけたからね♪」
「まあ、お母様ったら…」
冗談とも本気とも付かないミシェルの軽口にエリスも思わず笑みを漏らした。
ミシェルは精液の付いた手を娘の目の前に差し出し、こう言った。
「…愛しい殿方の肉棒を性器に受け入れ、精を注がれ、子を孕む…女として最高の幸せよ…少なくとも私はそう思うわ…夫婦というのは一つの形に過ぎない…“平凡な男の妻になるより、一流の男の妾になれ”ってね…」
「お母様…私、よく解らないわ…男性と女性の事…何も知らないの…」
「大丈夫よ…あなたは何もしなくて良い…ルーク様がリードしてくださるわ…あなたはただ快感に身を預けていれば良いだけ…」
ミシェルは精液の付いた手でエリスの豊かな乳房を掴んだ。
「あ……」
小さく声を上げるエリス。
ミシェルは精液を塗り付けるようにエリスの乳房を優しく、大胆な手付きで揉みしだく…。
「…あ…あぁん…お…お母様ぁ…」
「良いのよエリス…気持ち良くなったら声を出しても…恥ずかしがる事は無いわ…欲望を解放しなさい…」
そう言いながらミシェルは、もう一方の手をエリスの秘所へと当てがう。
そこは既に愛液が溢れ滴っていた。
するりと指を差し込み、内側を弄り始める。
同時にクリ○リスを刺激する事も忘れない。
「…あっ…あぁ!お母様ぁ!…あっ!あん!あぁぁ…!」
素直に快感に身を悶えさせるエリス。
その喘ぐ声は次第に大きく、激しくなっていった。
そして…
「…お…お母様ぁ!…わ…私、もう…あっ!…だ…だめぇ!…来る!…気持ち良いの来ちゃうぅ!!」
「ウフフ♪…エリス、そういう時は“くる”ではなく“いく”というの…良いわよ、イきなさい!」
「…あっ!イ…イクぅ!!イっちゃうぅぅ!!あっ…アァァ〜〜〜ッ!!!!」
絶頂に達したエリスはビクンッビクンッと全身で激しく痙攣した。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す