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ノーマンズランド開拓記
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ノーマンズランド開拓記 17

「望む所だよ…」
そう言うとルークはジェシカの唇に自らの唇を重ねた…。
「ん…」
「…ん…んん…」
どちらからともなく舌を絡ませ合う。
手はお互いの身体を愛撫し合う。
二人ともぎこちない手付きだ。

ルークは経験豊富ではない。
初体験の時と、その後ミシェルから2〜3度“手ほどき”を受けたが、それだけ…。
ジェシカも知識としてだけは知っていたが実際の経験は無かった。

お互い拙く技巧も無いが、若い二人にはそんな物は必要無かった。
ルークは興奮して息を荒げながら自らのペ○スを握り締め、先端をジェシカの膣口に当てがって言った。
「ジェシカ…良いね?」
「はい…ルーク様…ください」
ジェシカの返事を聞くが早いか、ルークは一気に奥まで挿し貫いた。
「あぁぁっ!!…ルーク様の…入って来るうぅ…」
「あぁ…全部入った…ジェシカの中、凄くキツいよ…」
「嬉しい…私の内(なか)にルーク様を感じます…」
ジェシカの瞳から一筋の涙が零れ落ちた。
それは破瓜の痛みによる物ではなかっただろう…。

ところで処女だった事もあるが、普段から足腰を鍛えていたため、ジェシカの股の締まりはハンパなかった。
それは1ヶ月以上ヌいていないルークには酷であった。
その結果…
「うぅぅ……ご…ごめんジェシカ!僕、もう…!」
「え…?」
「あ…あぁ……っ!!!」
 ビュクッ! ビュクッ! ビュクンッ!
何とルーク…情け無い事に挿入しただけで果ててしまったのである。
1ヶ月以上溜めた大量かつ濃厚な精液がジェシカの膣と子宮を満たしていった…。
「…え!?ル…ルーク様?これ…いま中で出してしまってるんです…か…?」
「はぁ…はぁ…ごめん…ほんとごめん……久し振りで…我慢できなかった…」
「い…いえ……でも早く抜かないと…」
ジェシカは戸惑いながらもルークのペ○スを抜こうとする。
ところが…
「ジェシカ…もう一回…もう一回だけ良いだろう…?」
ルークはそう言うと腰を動かし始めたのである。
「ル…ルーク様ぁ…ダメですぅ…このままでは…」
思っていた程ではないが若干の痛みを伴いながら、膣に出たり入ったりするペ○スの感触に、思わず流されそうになりながらも、ジェシカはルークをたしなめる。
女としては、このままルークに抱かれていたい。
快楽に身を任せてしまいたい。だが彼女の中に残った理性がそれを許さない。
このままではルークの子供を身ごもってしまう。
幸い場所は風呂場、早く洗い流さなければ…。
そんなジェシカに対し、ルークは腰を振り続けながら、全く萎える気配の無いペ○スで彼女の子宮口をコンコン叩きながら尋ねた。
「このままでは…何なの?ジェシカ…解らないよ」
「あぁ…ルーク様ぁ…悪ふざけしている場合ではありません…早く中に出した精液を洗い流さないとぉ…」
「ジェシカ…愛してるよ…」
ルークは再びジェシカにキスして口を塞いだ。
「んん〜!」
ジェシカは何か言っているが言葉にならない。
次第に早くテンポ良くなっていくルークの腰の動きに合わせて、彼女の胸元では大きな乳房がタプンタプン勢い良く揺れた。

やがて、ルークは唇を離した。
その時にはジェシカはもう破瓜の痛みよりも興奮と快感の方が上回っていた。
「…あっ…あぁんっ…ルーク様ぁ…」
彼女の口から、普段の彼女からは想像できない甘い喘ぎ声が漏れる。
「はぁ…はぁ…あぁ…お願いですからルーク様ぁ……早く…膣内の精液を…洗わないとぉ…んん……私…ルーク様の子供…孕んでしまいますぅ…」
…と口ではそう言うものの、もうジェシカには行為を止める気など無い。
それが証拠に彼女の両手両脚はルークの体にガッチリ巻き付いていて、これでは逆にルークが逃げたくても逃げられないだろう。
やがて、ルークの腰の振りが一段と激しくなり、浴室内にはパンッ!パンッ!パンッ!…という肉と肉のぶつかり合う淫らな音が響いた。
「…アッ!…アッ!…アンッ!…」
それに合わせてジェシカも喘ぐ。
そして、ルークはジェシカの膣内で二回目の絶頂を迎えた。
「はぁ…はぁ…ジェシカぁ…うっ!!」
 ビュクッ! ビュクッ! ビュクッ!
「あぁ…ルーク様ぁ!わ…私も…イクゥ…!!」
ジェシカも注ぎ込まれるルークの精液を子宮で受けながら、女としてこの上ない幸福感に満たされて絶頂に達した。
幸せそうに体重を預けてくるルークを抱きしめ、ジェシカはこの時ばかりはと甘い気分に浸る訳だった。

開拓団の動きは、この襲撃のせいで一時期停止となった。
まずは対策を立てなくてはならないし、ルークの怪我もある。
ルークと言う存在は開拓団の旗印だ。
これを失うことは開拓団の失敗を意味する。
それ故に慎重にならねばならないのだ。

ルークを半ば無理矢理『療養』させたクラウスは、主だった者を集める。
クラウスにとって大事なのはルークの身命だけであり、家族以上に大事な己の全てである。
クラウスはライオネス伯爵家に3代に渡って仕えた古参で、現当主オーモンドの信頼も篤い忠臣だった。
ライオネス伯爵家は中流貴族であったが、オーモンドの母は現国王マクシミリアン4世の乳母であり、オーモンドは乳兄弟という訳だ。
国王は若い時からオーモンドと連れ立って遊び歩き、それをクラウスがあれこれ世話を焼くと言う関係で、互いに強い信頼関係を作ってきた。
その為、クラウス自身も公言しないが国王とは親しい間柄であった。

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