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原始人
官能リレー小説 - その他

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原始人 25

この島の人間が船を使っているということなのだろうか。
それにしてはこの島の住人の文化は独特だ。船を使っているのなら何かを身につけるようになるはずだ。

彼等が性的な事に全く関心がないのは花から産まれてくるので性行為に対する羞恥や知識が無いからだろう。
 マアはアルの意図を読み取ったようで、子どもたちに質問をした。しかし相手が子供だからなかなか伝わらない。マアは身振り手振りを交え、地面にその辺にあった枝で絵を描いたりしてようやく答えを得た。
 「船は、ここの人が持ってるわけじゃなくて、来る」
そんな話をしていると船員の男が一人逃げ込んできた。そして、少年の一人を抱えた。
「おい、何をするんだ」
ジョオが止める、その横で四人の船員達はその様子をニヤニヤしながら見ていた。
「どうもあの村の男は普通じゃないらしいな、この少年が正常かどうか俺が調べてやる!」
 最初はただ不思議そうにしていた少年だったが、下半身を執拗に撫で回す男に明らかな異変を感じ、泣き叫び、手足をバタつかせて抵抗を始めた。しかし大人の男の力には敵わない。
 少し離れたところにいた少女が木の枝を拾って後ろからその男に殴りかろうとするが、他の船員に抑えられる。彼は抑えただけで何もしないのは、女に興味がない、少なくとも少女には興味がないのだろう。
「こんなことをしている場合じゃないだろう」
「子供を離して!」
アル達が必死で止めるが船員は止める様子がない。そんなことをしている間に村の中心には卑猥な木が生えて、逃げ遅れた船員や村人を寄せ集めて犯していた。

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