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原始人
官能リレー小説 - その他

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原始人 22

もしかしたら彼等は性に対しては全く関心がなかったのかもしれない。
なので常に全裸でもなんとも思わないのではないだろうか。普通なら男女が全裸で暮らしていれば目のやり場に困るはずだ。

気がつけば追ってくる船員の男達が半分以下の人数になっていた。迎撃に出た男達の姿も見えない。
 興奮したその男の歩くスピードは明らかに落ちていったが、もう彼らはムラに入りつつあった。彼らに気づいたムラの男たちが近づいてくる。彼らの何人かは白いティティをジロジロ見るが、必要以上に近づいてくることはない。むしろ先頭の興奮した男に何事かという風に近づいた。
先頭の男は既に半勃起状態になっており亀頭が完全に膨張していた。
ムラの男達は性器がそのようになると意識していなかったらしく、うろたえている。この程度の知識でどうやって子供を作っているのだろうか?
ムラの男の一人が近寄った時、先頭の男の先端から白い汁とは違う細い触手状の何かが勢いよく飛び出した。

それは船員の男達と戦っていた者も同様で、彼等に犯されていた者は勃起させるなりその先から細い何かを出していく。
 ムラの中の一人の男が急ぎ立ち去り、老人を連れてきて何か言っている。その老人は重厚感のある声で、しかしやや慌てた様子で、何か言った。

 「マア、何て言ってるんだ?」
 「難しいよ…何か、増えていく、祭、なのか、儀式、、なのか、の状態が、敵?が来たときに起こってしまっている…うーん、もし、その、敵を、我々の仲間に入れることが、できないなら、まず、退けて?そのあと、祭をやることが、一番いい…そのとき、女たちを、呼び戻せ…??」
森の中の騒ぎ声が大きくなってきた。船員の男達が襲われているらしく、呻き声だけでなくにゅぽにゅぽと奇妙な音がし始めた。
村の男達の肉の柱の先端から出てきた細い蔓のようなものが何をしているのだろうか、アルは少しだけ引き返して様子を見に行った。
その間にティティ達は女を集めに走り出していた。

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