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原始人
官能リレー小説 - その他

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原始人 3

あまりにも唐突なアルの凶行にティティは激しく暴れて抵抗する…が、いかんせん男の腕力には適わない。
アルは言った。
「俺たち二人とも自分の部族を失って一人だけ生き残った!!こうなったら俺とお前が始祖になって新しい部族を作るんだ!!男と女で生き残ったのも“そうしろ”という先祖の霊のお導きだ!!」
「イヤアァ〜ッ!!股の棒(名前はまだ無い)をそんなにビンビンにして言っても説得力無い〜っ!!」
喚くティティを無視し、アルは彼女の両脚をムリヤリこじ開けると、ギンギンに勃起した股の棒をティティの股の穴(やはり名前がまだ無い)に突っ込んだ。
「イヤアァーッ!!!?」
「あぁ…中が濡れていたからすんなり入ったぞ。お前も本当は望んでいたんだな…」
「違う〜っ!!私こんな事望んでないぃ!!早く抜いてぇ〜っ!!」
「いや、動く」
アルはティティの両脚を抱えて腰を振り始めた。
「ハァ…ハァ…ティティの股の中、すごくキツい…ギュウギュウ締まる…」
「…アッ!アッ!アッ!…イヤ!痛いぃ!股痛いのぉ〜!お願いだから止めてぇ〜!」
泣き叫ぶティティ、だがアルは容赦なく腰を振り続ける。
さらにティティの毛皮の服に手を掛け、力任せに引き裂いた。
 ビリイィィッ!!
「キャアァーッ!!!?」
胸元が露わになり、ブルルンッと飛び出た乳房は、かなりの大きさがあった。
「なんてデカい乳だ!俺の妻だったラナは村で一番デカい乳の持ち主だったが、お前の乳はそのラナより更にデカいぞ!」
そう言うとアルは両手を伸ばし、目の前で揺れる二つの乳房をワシづかみにする。
「アァ〜ンッ!!?」
ティティの乳房は指をいっぱいに広げても、まだ覆い尽くせないほど大きかった。
おまけにその感触は、張りがあり、瑞々しく、揉むと弾力があって掌に吸い付いてくるようだ。
「この揉み心地…たまらん!ティティ!お前は顔も乳も穴の締まりも最高だ!」
おまけに全身ムチムチと肉付きが良く尻もデカい安産型。
この時代としては貴重である。
「…!」
その時、アルはティティの股から少量の血が出ているのに気付いた。
それが初めて子作りの交わりをする女だけに見られる兆候である事を知っていたアルは更に興奮して腰を振りまくった。
 …パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!…
「…アッ!アッ!アッ!アッ!…」
犯されるティティの声が次第に甘く切なげな物へと変化していく。
快感を感じ始めたようだ。
「ハァ…ハァ…ティティ!良いぞぉ!」
「…アッ!アンッ!わ…私もぉ!何だか、だんだん気持ち良くなって来たぁ!アッ!アッ!アァンッ!…」
「…ティティ!いま命の元(精液)をお前の腹の中に注いでやるからなぁ!」
「…アッ!アッ!…アル!来てぇ!私、アルの子供を産む!!アルと二人で新しい一族を作るぅ〜っ!!」
「ティティ…うっ!!」
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュッ!!
次の瞬間、アルはティティの中に射精した。
「アァーッ!!アルの股の棒ビュクビュクいってるぅ!!来てるぅ!!私も気持ちいいの来てるぅ〜っ!!」
アルとほぼ同時にティティもイった。
ちなみに“イク”という状態を表す言葉は彼らにはまだ無かった…。

「ふぅ〜…気持ち良かった」
一発ヤり終えたアルは萎えた棒を抜くとティティから離れた。
「あぁん…アルぅ…もう一回…もう一回しましょうよぉ…良いでしょう?」
一方、ティティは満足していないらしく、アルに体を寄せて甘い声で囁く。
だが…
「うるさい!もう終わりだ!俺にくっつくな!」
「ひ…酷い!ムリヤリ私の“初めて”を奪ったくせに…うあぁ〜ん!!」
アルの冷たい態度にティティは泣いてしまう。
だが仕方の無い事なのだ。
原始の男は現代の男以上に冷めるのが早い。
なぜなら原始時代は危険がいっぱい。
生物が最も無防備になる瞬間は、食事中、睡眠中、そして性交中である。
為すべき事を為したらサッサと平常モードに戻るのが理想的、終わった後いつまでも二人で繋がったままイチャイチャしたりしていたら獣などの敵に殺られて終わりだ。
臨機応変に己を切り替えられる者だけが、この過酷な環境の中で子孫を残す事が出来るのである。

翌日、アルは移動を始めた。
ティティも何だかんだ言いながら付いて来た。
彼女がいま頼れるのはアルしかいないのだ。
「…ねえ、私達どこへ向かって歩いてるの?」
「さあ?暖かくて食べ物がいっぱいありそうな土地を目指して…勘で…」
「勘!?無計画ねえ!」
「ムッ…そう言うお前達は一体どうやって寒い地から暖かい地へ来たんだ?何の目印も無しに…」
「太陽の昇る方角を左手に、太陽の沈む方角を右手に、常にそうやってまっすぐ進んでいけば暖かい土地に行けるのよ。それから、日が暮れると空に光がたくさん見えるでしょう?ずっと見てると一つだけ動かない光があるの。それと反対方向に行けば暖かい土地よ」
「……???」
それらの知識はアルの知識の許容範囲を凌駕していたため、彼は理解する事が出来なかった。
「何故そうなると解る?」
「理由は私にも解らないわ。でも親からそう教わったの。親達も祖父母から教わった…たぶん遠い先祖である神々がそういう風に世界を作ったから、子孫である私達にも知識として伝えられてるんじゃないかしら」
「なるほど…そうかも知れないな。じゃあ理屈は解らないがお前の言う事を信じて暖かい地を目指そう」

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