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ミコ・カノ!!
官能リレー小説 - その他

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ミコ・カノ!! 20

・・・・・・・・その後、数時間に渡って部屋中・・・・いや、家中に沙耶の嬌声が響き続けたのは言うまでもない。

・・・・・・・・気が付いた時には、窓から日の光が差し込んでいた。寝起きのせいか頭がボーッとして状況を確認する為に首を左右に振った。左に向けた顔を右に向けたら僕は固まってしまった。右を見たら物凄い美少女の横顔があった。そして、物凄く大きくて魅力的な胸を晒しながら静かに寝息を立てていた。彼女が全裸であり、自分も裸である事に驚いて勢い良く起き上がった。その振動で目を覚ました彼女が僕を見て呟く。
「・・・・主様?。」
その言葉に漸く状況を理解した。そうだ彼女は『沙耶』だ。
「・・・・どうかなさいましたか、主様?。」
まだ寝ぼけ眼の彼女がそう聞いてきた。
「あっ、御免。一瞬、この状況が理解出来なくて驚いちゃったんだ・・・・。」
「状況?・・・・あっ!」
互いに裸である事に気付いて沙耶は、昨日の事を思い出したらしく顔を赤くした。
「えっと・・・・。と、とりあえず、おはよう。沙耶。」
「・・・・お、おはようございます主様。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
何と無く気恥ずかしくて会話が止まってしまう。
「あ、主様。とりあえず、御食事の御用意を致し・・・・。」
「沙耶?」
「・・・・本当に底無しなんですね。主様。」
沙耶が僕の下半身を見て呟く。僕が見て見ると相変わらずの状態だった。
「これは、その、男の朝の生理現象だよ。」
沙耶は無言で近づき僕のモノを両手で掴んだ。何故か、ウットリとしてる様な気がする。
「沙耶が、鎮めて差し上げます。」
この後、彼女の素晴らしいご奉仕のお陰で大学にはチャリによる全力疾走をしたのは言うまでもない。

「おぉ〜、耕哉。どうした?お前が遅刻ギリギリとは珍しい・・」
「はぁ、はぁ・・・げほっ、げほっ!・・・ちょ、ちょっと寝坊しちゃって・・・」
大学のある教室、教卓に対して弧をえがく様に配置された机とイス。
その一角で机に突っ伏し息を整えている僕に聞きなれた声が聞こえてきた。
彼の名は須藤浩志(すどうひろし)、この常嶺大学(とこみねだいがく)に入校したと同時に仲良くなった学友に一人だ。
「何、寝坊?ほほう、さてはお前・・・・彼女とイチャイチャしてたな?」
「っ!!? おまっ、恭平!」
「ほらほら、お姉さんに話してごらん?」
「はぁ、麻紀まで・・・」
僕の背中と左隣と階段側から新たに三人の声が聞こえてきたけど、この三人とも同じサークルを組む学友兼悪友だ。
「それで、実際のところ何かあったのか?」
「まさか・・・・一晩中、AVで励んでたんじゃ?」
「まあ、妥当なトコね。」
「違いない。・・・・まあ、程々にしとけよ!」
(こ、こいつら、好き勝手な事を言ってくれる。・・・・でも、本当の事は話せないからな、適当に誤魔化そう。)
幸いに始業ベルが鳴り、すぐに教授がやって来たので簡単に話を切り上げる事ができる。
「おい、教授が来たぞ。」
(遅刻ギリギリだったのが逆に幸いしたな。)

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