「ちょ、ちょっと！どういう事？！」
僕は沙耶の発言に焦る。
「あ、いえ、失礼致しました。その様に深刻になられる様な事ではありませんので御安心を。」
「じゃあ、何なのさ？！ハッキリ言ってよ！」
「それならば・・・・。あ、あの主様、当たってます・・・・。」
「当たってますって、何が？」
「その、あの、主様の『御元気になっている物』がです。」
「へ？それって、つまり・・・・。」
思わず僕は確認する為に我が息子を見て見ると、
沙耶に触れていた。『凄く元気な状態』でだ。
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・いや、まあ、沙耶の熱烈なキス攻撃の所為だな。うん。」
「・・・・まあ、それも一因ではあるでしょうが、それにしても、またこんなに・・・・。」
「いや、だって、沙耶みたいな物凄い魅力的な爆乳美少女が全裸で抱き付いていて何度もキスされてたら、マトモな男なら、そりゃ元気になるって！」
「お褒め頂いて光栄では御座いますが・・・・。今日だけで何度出されたとお思いですか。しかも、先程から大した時間も経っていませんのに・・・・。」
「・・・・いや、だから僕にとって沙耶さんは物凄い魅力的な存在だからであってですね。」
「・・・・このお早い復活ぶりを考えますと限界間近の最後の猛りという訳でも無さそうですが。」
「・・・・あ、さ、沙耶さんの料理のお陰ではないかと。」
「ただのカレーに、これ程の滋養強壮の効果は有りません。もちろん、材料も普通の物を使用しました。」
「・・・・ですよね。」
「もしかすると、下手な淫魔より危険かもしれませんね。」
「あの、沙耶さんの霊力か、何かが影響してるとかは・・・・？」
「まあ、それに関しては無いとは言い切れませんが・・・・。主様と沙耶が、その、交わる事で主様の因子が沙耶に力を与える様に何かしらの要因で逆に主様に影響が出ないとも言い切れはしませんが・・・・。」
「しませんが？」
「何にせよ主様が人並み外れの絶倫なのは確実です。」
「・・・・・・・・。」
「まあ、これだけ沙耶をお気に召して頂けたのなら、女冥利に尽きると言えますね。・・・・で、その、いかが致しましょうか？」
「何の話？」
「いえ、主様の猛りを、その、いかが致しましょうかと。」
「あ、ああ。そうだね、このままじゃどの道寝れないね。・・・・悪いけど、まだまだ付き合ってもらうよ。僕は沙耶に対しては、かなりの強欲な性欲魔神と化すみたいだ。」
この際だから、開き直って強気で行く事にする。沙耶も、なんだかんだ言いつつ満更でもなさそう・・・・というか歓喜してくれてる様にさえ見えるのは気のせいかな？
「か、畏まりました。主様がそれ程までに沙耶を求めて下さるのは女としての誉れです。沙耶の身体で宜しければ、どうぞ、御堪能下さいませ。」
少し目を潤ませながら沙耶が、そう言ってくれた。
「ありがとう。たっぷりと楽しませてもらうよ。『たっぷり』とね。」
僕は、たっぷりという単語を強調した。その言葉に、沙耶が息を呑む。
「・・・・『たっぷり』ですね？」
「ああ、『たっぷり』だよ。」
沙耶の表情に期待を感じた僕は遠慮無く沙耶にのし掛かっていった。