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ミコ・カノ!!
官能リレー小説 - その他

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ミコ・カノ!! 1


「はぁぁぁぁあ!!!」
ーーーザシュゥ!!
「ギャァァァァァッ!!」
パソコンの画面、その向こう側で巫女服を着た少女が手に持つ日本刀で触手だらけの化け物を切り捨てる映像が大迫力の演出で流れている。
「この世で行なってきた業をあの世で償いなさい」
斬られ、もはや原型を留めていない化け物に向かって流れる動作で鞘に収めながら彼女はそう呟くシーンの後、画面が黒くなり次の画面の準備時間中に僕こと佐々木耕也(ささきこうや)はイスを傾かせ伸びをする。
「ふぅ〜・・・。やっぱりこのゲームは何時やっても良いね。主人公兼ヒロインのキャラは爆乳巫女だし、レイプシーンは僕好みだし・・・いい」
ゲームの内容を思い出し笑みを浮かべる。
今ぼくがプレイしているこのゲームは何年か前にでた「爆乳巫女沙耶陵辱伝」とよばれるありがちな陵辱ゲームだ。
内容は“淫獣”と呼ばれる怪物と夜な夜な戦い途中、徹底的に犯されてしまうが最後には勝利するというこれまたありがちな内容なんだけど、その犯す内容がプレイするモノの想像を超える物なんだ。
獣姦や触手、母乳プレイにフタナリ化、精神に干渉して常識を偏らしたり常に男のモノがナカに収まっていないと人外的な性欲求に駆られたり、獣化され淫獣に犯され続け強制妊娠、公開出産。
どれも人外な程の快楽を体に叩きつけられ、覚えさせられ、どんなに強気でいようと犯されそうになると自然と体は疼き、目は淫獣の股間にロックされ、秘所は滝のように淫水を垂れ流す。

長く艶やかな黒の長髪とパッチリとして深海を思わす青色の瞳、身長は173センチと長身ながらその無駄一つ無い体に実るRカップの爆乳は制服や巫女服、スク水やブルマの体操服の上からその存在を主張しているから、たとえ淫獣に犯されるシーンではない日常シーンでも十分にオカズになる容姿であるのだ。
そんな悩殺ボディの持ち主が戦い破れ徹底的に犯されるのは圧巻だろう。

さて、そんな最早18禁かと疑いたくなるこのゲーム。今では何処の大人の店には売っていなく、インターネットでもその姿を消した事から一部のゲーマーでは「伝説の一品」と言われているらしい。

「お、そろそろかな?」
パソコン画面が真っ黒から彼女の部屋の景色が映し出された。
パジャマ姿の彼女もやはり僕の肉棒を大きく勃起させる程に美しくまた厭らしい、ゲーム内の学園でも彼女はマドンナ的存在だ。
強くてなお人当たりが良い。まさに理想な少女像だろう。
「〜♪〜♪・・・あれ?」
鼻歌を歌いながら画面を鑑賞していた時、突然パソコン画面が真っ暗になってしまった。
いきなりの事に驚いた僕だが、いくらパソコンを動かしても画面は回復せず真っ暗のままであった。
「どうしたのかな?まさか、バグった?ん〜ん・・・仕方ない明日、修理にだそう。時間もそろそろ寝ないとね」
真っ暗の画面を見つめ続け、がっくりと頭を落としながらイスから立ち上がる。
そして、壁にある時計を見て僕はベットへと直行した。疲れていたのか睡魔はすぐに僕を蝕み夢へと誘った。

ーーppp♪ppp♪
「う〜ん・・・・後ちょっt「あん」!!?はぁ!!?」
狭い僕の一室に目覚ましのアラートが軽快に鳴り響く。
今日は休日とあり僕はもう一眠りしたく時計を手探りで探っていると、右手になにやら柔らかいモノを掴んだ

そしてその柔らかいモノから女の子の声が聞こえてきた瞬間、自身もビックリする程の速さで布団を引っ張り上げ、朝から素っ頓狂な声を上げてしまった。
「すぅ、すぅ・・・・んにゅ」
「・・・」
長く艶やかな黒の長髪、キリッとしているが何処か可愛さを感じる顔つき。
何故か男物のシャツを着ているが無駄が一つも無いが柔らかそうな体、細長い手足、そして横になって寝ている所為で一際強調しているRカップの爆乳。
昨日までプレイしていたヒロイン兼主人公の神代沙耶その人が其処に居た。
「えええぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜っ!!!?」
僕は今までの人生で少なくともベスト5入りは確実であろうという叫び声を上げた。
「…うぅ〜ん…ふあぁ〜あ…あ、おはようございます。我が主様(あるじさま)」
僕の声に目を覚ました沙耶は寝ぼけ眼を擦りながら身を起こして挨拶した。
「あ…おはようございます…って、そうじゃなくて!えぇ!?何で!?どうしてゲームの沙耶が僕の隣で寝てんの!?」
「驚かせてしまった事はお詫び申し上げます。お察しの通り私は神代沙耶…主様がプレイなさっていたアダルトゲーム『爆乳巫女沙耶陵辱伝』の主人公キャラクターでございます」
そう言うと沙耶は僕の前でちょこんと正座し、三つ指ついて深々と頭を下げた。今時珍しい礼儀正しい娘だ。だが今はそれどころじゃない。

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