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爆乳だらけの搾乳ライフ
官能リレー小説 - その他

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爆乳だらけの搾乳ライフ 6

これに驚いたのはたまたま彼の周囲で仕事をしていた島の住人・・・女たちだ。
彼女らはこの島で聞くはずのなかった男の声に驚き、1人悶々としている陽介を注視する。
そしてその中の1人が彼を心配して声をかけた。
「おい・・・いきなり大声で叫んでどうした?具合でも悪いのか?」
「へ・・・?・・・・・・あ!?」
事ここに至って、陽介はようやく自分の奇行に気が付いた。
彼は顔を真っ赤なトマトのように赤くさせながら、弁解する。
「あああ、いいいいや、ななな何でもなかとです!?
 だだだだいじょじょじょぶでごごごごんすから気にせんといてくださいっ!?」
「(・・・ごんす?)悪ぃがとてもそうは見えねえぞ?
 ほれ、ちょっとそこの木陰で休もう」
「いいいいえっ!?おおおおオラはこの通り別に何でも・・・!?」
「わかったわかった。ほら一緒に行くぞ」
恥ずかしさのあまり今すぐここから逃げ出したい陽介は全力で拒否したが、見知らぬ女はそれを許さない。
彼はあっさり拘束され、近くの木の根元で半ば強制的に休みを取らされることとなった。
もっともこれが休憩になったかと言うと、その効果は非常に微妙なものであったが。
何しろ逃げられないようにしっかりと抱きしめられているのだ。
薄汚れた粗末な作業着をもってしても隠し切れない彼女のオンナを否が応でも堪能させられたら、心中穏やかでいられるわけもない。
リエにツラいことを思いださせてしまったこともすっかり忘れ、煩悩と戦う羽目になった陽介であった。

(・・・集中!集中しろ!何も考えるな!心の中を無にするんだっ・・・!)

集中しているのに心を無にするとはこれいかに。
正直、この時点ですでにダメだと思うが、陽介は気づかない。
何しろ彼の視界は、見たこともない爆乳美女の顔のどアップで埋め尽くされていたのだから。
今すぐここから逃げ出したいところだが、名前も知らない人の好意を無碍に扱うことはためらわれる。
・・・とゆーか、手足でガッチリと締め付けられていて、逃げられないのである。
仮にできたとしても、暴れた反動でうっかりキスとかぱふぱふとか、そーゆーハプニングを起こしてしまいかねない。
いや、それも言い訳か。
なぜならこの時すでに密着している女の人の胸を、これでもかと彼の胸に押し付けられているのだから。
グニグニとやわらかく、そして弾力を伝えてくる何かの感触。
そして未知の感触の中、2点だけ違う感触をしている。
何かを主張するかのように存在するそれは、確実に陽介の理性を削っていく。
だが理性を削るのは触覚だけではない。
視覚から伝わる美女のどアップ画像。
聴覚から伝わる美人の息遣い。
嗅覚から伝わる女性特有の甘いにおい。
味覚以外の4つの感覚の訴えに陽介はもうどうにかなりそうだ。
いっそこのまま獣欲に身を任せてしまおうか。
そんな悪魔のささやきに負けてしまいそうなその時。
陽介に抱き着く女性はさらなる追い打ちをかけてきた。

「・・・んん?大丈夫か?さっきより様子がおかしくなってるぞ?どれ・・・」

陽介の異変に気付いた女性が、熱を測ろうと自らの額を陽介の額に当ててきたのである。
唇と唇の距離、わずか1センチ。当然身体から伝わる胸の感触や呼吸音、においなどがさらなる圧力となって陽介に襲い掛かる。
もう、限界だった。
何かがキレる音を聞いた陽介は、自分を気遣ってくれた初対面の女性の唇を奪っていた。


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