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爆乳だらけの搾乳ライフ
官能リレー小説 - その他

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爆乳だらけの搾乳ライフ 1

ーーブォーー、ブォー・・・
「へへ。ついにやったぞ。これで僕は晴れて自由だーーーーー!!」
春も麗、心地よい日の光が港に降り注ぎ停泊している巨大船から汽笛の音が港に鳴り響く。
そんな港に停泊している船の一室に少年は声高らかに両の拳を窓にから見える天へと突き上げた。その表情はまさに感激と歓喜が交じり合っている。
見た目は高校生とほぼ変わらない身長と服装、顔もやや子供さが抜けていないのか少し子供っぽく見えるがそこはご愛嬌。違いを言わせれば、今の彼は正真正銘の高校生で今の時刻は午前10時、すでに学校は始まっている時間なのだが彼の服装は制服では無く私服、床には大きな旅行用バックがおかれていた。
彼の名は水崎陽介(みずさきようすけ)。巷で言う家出少年である。

「うぎゃぁぁぁぁぁっっ!!!」
波と風が荒れ狂う中、彼の叫び声が響く。
しかし、こんな嵐の中ではそんな声は無残に掻き消された。
船が港を出て十数時間、初めは冒険気分ではしゃいでいた彼だったが時間が経過する毎にそのテンションも下がり終には船室のベットでウダウダする様に。

だが、それにも飽きてきたのか気分転換もかねて部屋を出て外へと向かう。
船の最後尾、手摺に肘を掻けて彼はゆっくりと過ぎ去って行く景色を見て笑みを零した。
「僕は今、自由だ。家で親に煩く言われる事も、学校でいじめられる事も無い・・・。僕は今・・・自由だ!」
拳を突き上げる彼。その表情は清々しいものであった。

しかし、その表情はすぐに驚愕のモノに変わる。突然船全体が大きく揺れ始めたのだ。

「な、何だ!?雲?まさか嵐!?」
激しい揺れで床に四つんばいになりながら、状況を確認し驚きと悲鳴が混じった声を上げる。
何とか起き上がった彼が見たのは激しい雨風、それに伴い怒涛の如く荒れる海、雷も轟きまさに天災であった。
「と、兎に角、部屋に!・・・・うわぁっ!!?」
手摺につかまって外を見た陽介は、すぐに部屋へと戻ろうとした瞬間、高波が船を直撃、その衝撃で彼は外へとはじき出されてしまったのだ。

「ぷはぁっ!んぶ!ぱぁ!はぁ、はぁ!・・・クソ!・・・こんな・・・所・・・で・・・」
浮き輪も無く成すがままにされてどれ位が経ったのか、彼の視界は黒に染まった。


「ん、んん・・・っ!!天井・・・此処は!?僕は一体!「あ♪起きたんだね♪」え?・・・っ!!?」
意識を失った彼が目を覚まし最初に視界に入ったのは南国風に出来た木の天井であった。
次いで自分がベットに寝かされていることに気づいた彼は、何が何だか分からずパニックを起こしている時。

彼の耳に綺麗に少女の声が聞こえて来た。

目を上げると、其処には1人の少女が此方を見て笑顔を浮かべていた。
赤い長髪を軽くウェーブをかけ、肌は絹のように白い。
翡翠色をした目はとても綺麗で思わず見とれそうなほどである。
しかし、彼はある一部を見て驚きの声を上げる。
爆乳である。幼さが垣間見れる小顔の彼女にしては育ちすぎと言っていいだろう。
160センチにやや届かない身長に実る推定Lカップの爆乳は垂れる事無く見事な満月。それを黄色のビキニの下に無理やり詰め込んでいた。
「はっ。そ、そうだ!ねぇ、此処は何処なの?君はだれ?僕は何d「はい其処まで!」うぐ!?」
「私も分からないの。でも後で全部分かると思うから・・・いい子にして、ね?」
若い性故、少女の体を見つめていた彼は弾かれたように目の前の彼女に質問を繰り出す。
そんな彼を目の前の少女は爆乳を陽介の顔に優しく押し当て、両手を彼の後ろに回し優しく抱きしめたのである。
いきなりの事に驚き暴れようとする彼に、少女は優しく囁きかける。それは小さい子供をあやす母のソレであった。
「・・・」
少女に抱きしめられた陽介は彼女の言葉を聞いて暴れる事をやめた。彼女の言葉とビキニの様な服(?)から伝わってくる温かさに酷く動揺していた彼の心を癒したのだろう。
「うん、いい子だね。もう少しこうしている?・・・そう、分かった」
抱きしめていた少女からそう言われた陽介は、答えとばかりに彼女を抱きしめ返す。
抱きしめる力は少女からしたら痛みを感じるはずだが、それに嫌な顔一つせず聖母のような笑みを浮かべ彼を抱きしめる力を少し強めた。

「もう・・・いいかな?」
「うん。ありがとう」
少女に抱きしめられ時間すら忘れてしまった頃、彼女の方から口を開いた。
彼女の豊かな胸の柔らかさと温かさで自分を取り戻した彼は今の状況に気づき、彼女の胸から離れる。その頬はほのかに赤くなっていた。
「ありがとう。僕は水崎陽介、君はえっt「私はライム♪よろしくねヨウスケ♪」あ、うん!それで・・・此処は何処?」
顔の火照りも覚め、冷静になってきた所で陽介は目の前の少女ライムに自己紹介をする。
ライムの方も人懐っこい明るい口調で紹介しかえした。

「あ、そうだ!ねぇ、ヨウスケ?今から私と一緒に来てくれない?」
「うん、いいけど・・・何処に?」
紹介を終えた彼は先ほどから気になっていた事を聞く。木製で出来た窓を見て何処か南国と分かるが此処が一体何処なのか、まったく検討が付かないのだ。
それに気づいたライムは先ほどの優しい笑みを引っ込め、真剣な表情で陽介の顔を見つめる。

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