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淫乳邪牝〜魔男根に飼われし者〜
官能リレー小説 - その他

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淫乳邪牝〜魔男根に飼われし者〜 2

「年下の僕ですが…ぼ…僕と付き合って下さい!」

とある真面目そうな少年がやはりとある清楚で純情そうな少女に精一杯の気持ちを込めて愛の告白する。
だがその告白はよくある物語の流れの通りに少女が

「…ご…ご…ごめんなさい!」

と言って少年の元から恥ずかしそうに立ち去って行く。
少年はそれをただただ無言で少女の後ろ姿を見つめているしかなかった。

しかしこの二人は邪悪で淫靡な出来事を経て結ばれる事になるがひとまず話は少女の側から進んで行く。


少女の名前は御子川麻弥香(みこがわまやか)高校一年生。
肩にかかる程度の艶やかな黒髪に高校生ながら幼さが残る可愛い顔立ち。
150cmを少し越えた程の身長に細やかな膨らみの胸ながら括れた腰と小さいながら丸くて形の良い尻。
すらっと伸びた美脚に白魚のような両腕。
100人が100人全員が認める美少女であった。
そして性格もまた礼儀正しく周りの方々にも丁寧に気配る心優しい一見完璧な性格の持ち主である。
故に通っている学校の男子生徒は勿論、付属の中学校や他校の男子からは告白も何回もされてるのだが…
その全てをふって断っているのだ。

その理由とは…

純情な…いや純情過ぎる性格が麻弥香の最大の欠点であった。
男子を見ると動揺して心臓の鼓動が激しくなりおどおどしながら赤面し目を合わさなくなり俯く。
そして言葉もたどたどしくなり最後は居たためなくなり逃げように立ち去ってしまう。
男に対し全く対応出来ない程の純情過ぎる性格。
それが麻弥香の唯一にして致命的な短所であった。
更に厄介なのは男達にはそんな性格が麻弥香の更なる魅力に見えてしまい更に次から次へと告白されてしまう。
それが更に麻弥香を男から遠ざける結果となってしまう。
しかも今回の告白したのが年下の中学生で自分好みの男子だったためか今回は頭が真っ白になる程に照れてしまい思わず少年をふっては逃げてしまったのだ。
そして何時もは直ぐに冷静になるのだか今回はずぅっと照れてたまま逃げてしまい気付けば麻弥香は木々に覆われた森の中に居た。
そう麻弥香は柵を乗り越え決して人が入ってはいけない『根野塚』の森に不覚にも入ってしまったのだ。
自分が森の中いるとわかったときにはもう遅かった。

「あ・・・あれ?こ、ここどこ・・・?」

彼女は自力で出られないくらい、森の奥まで入ってしまっていた。
不幸中の幸いだったのは、照れて軽いパニックに陥っていたおかげでそこが『根野塚』の森と気づかなかったことだ。
もし気づいていたら彼女は大パニックを起こし、想像もつかないような悲劇に見舞われていたかもしれない。
そこが立ち入り禁止の危険区域とも知らず、麻弥香は出口を求めて森の中をさまよい始めた。
だが素人が何の知識も装備もなく、動き回ることは危険である。
彼女はあっちにフラフラ、こっちにフラフラとさまよいながら歩くことしばし。
すっかり日も暮れ、もうこの森から一生出られないのではと不安に駆られ始めたその時だった。
麻弥香は暗い森の中でやたらと古い作りの家を見つけた。
誰か住んでいるのか、家には小さな明かりがついている。
それを見つけた麻弥香は天の助けとばかりにその家に立ち寄り、玄関の戸をたたいた。
本来ならチャイムを鳴らしたいところであったが、この家にはそんな気の利いたものなどなかったのだ。

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